セブン・ローソン・ファミマ、プロが選ぶ「おでんの具」5品! 食べすぎ防止&低カロリーで「ダイエット中もOK」な商品は?
「おいしいごはんが食べたい、でも自炊するのはめんどくさい!」そんなズボラ女子の救世主といえば、コンビニ・ファミレス・ファストフード! 毎日の食事をおいしく楽チンにするため、“お酒とおつまみ大好き”管理栄養士・川村郁子先生に、さまざまなテーマに合わせた「おすすめメニュー」を聞いちゃいます。
セブン-イレブン・ローソン・ファミリーマート、“おでん”を選ぶならコレ!
近ごろ、朝晩は冷え込む日が多くなってきましたね。そんな時に食べたくなるのが、コンビニのおでん! たくさんの具材から好きなものを選ぶ楽しさと、値段の手頃さがうれしいですよね。そこで今回は、コンビニ各社のおでんについて、管理栄養士の川村先生に栄養面からおすすめの具材を選んでもらいました。
――おでんはさまざまな具材がありますが、栄養価的にはどういった特徴があるのでしょうか?
川村郁子先生(以下、川村) 練り物やお肉の具材からはタンパク質や脂質、昆布や、大根などの野菜からは、食物繊維を主に摂ることができます。また、たとえばおにぎりと一緒に食べるときは、厚揚げや卵と組み合わせてタンパク質を補うなど、ほかの食品に合わせて栄養素のバランスを整えやすいのも特徴です。
一方で、スープの量には注意が必要。だしのきいたスープを飲むと、体がポカポカと温まりますし、おなかも満たしてくれるのですが、塩分がちょっと多いんですよね。最初から少なめにするなど、調整したほうがいいでしょう。
――では、セブン-イレブン・ローソン・ファミリーマートで取り扱いのあるおでんから、おすすめの具材を教えてください。
川村 各店さまざまな具材がラインナップされていますが、“コンビニおでんの定番”といえる商品の中から、5つ選んでみました。
1)ロールキャベツ【取り扱い店舗:セブン-イレブン、ローソン】
食物繊維を含む具材としては、こんにゃくや昆布巻などもありますが、野菜を使った具材なら、ロールキャベツが一番おすすめ。ひき肉をキャベツで巻いているので、野菜と肉をどちらも摂取できる点が魅力的です。セブン-イレブンは1個あたり23kcal、ローソンは34kcalと、カロリー控えめなのもうれしいポイント。
2)厚揚げ、焼き豆腐【取り扱い店舗:セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマート】
豆腐は“畑の肉”ともいわれる大豆を使っているため、タンパク質や鉄、カルシウム、マグネシウム、食物繊維など、いろんな栄養素を摂取できます。また、ずっしりと重量感があって満腹感を得られやすく、食べすぎ防止にもつながるでしょう。