コラム
[飲酒コラム]今日もモンテローザで飲んでます
「目利きの銀次」、店名丸パク&中身は「磯丸水産」!? モンテローザの“厚顔無恥”酒場を楽しむコツ見つけました
2020/11/13 20:30
目利きの銀次のアルコールメニューはキリン一番搾りの中ジョッキが498円(税抜、以下同)、ホッピー&焼酎セット458円(焼酎中298円)、角ハイボール398円、サワー系398円、日本酒白鶴一合328円……と、魚民と似たような価格帯で、決して安いとは言えません。
何杯もおかわりする場合は、飲み放題がお得。事前予約不要、1人〜でも利用可能です。しかも通常は2時間1200円ですが、現在「GOTO銀次キャンペーン」というGOTOイートに便乗したサービスが行われており、20時までの入店だと2時間800円。サワー、ハイボール、ワイン、オリジナルブランドの安焼酎、カクテルなどが飲み放題で、ビール、日本酒、やや高級な焼酎ロックを飲みたい場合は+220円(税込)。キャンペーン中はなにがあっても20時までに入店したいですね。
さて、目利きの銀次は冒頭でも述べた通りいわゆる”トロ箱系居酒屋”と呼ばれる、海鮮酒場。メニューは魚系の料理が中心です。
一番人気のかに味噌甲羅焼(498円)をはじめ、貝類や魚などを卓上で焼く浜焼きが売りですが、活きはまぐり1個368円、活きさざえの壷焼1個698円……と高い割に、貝を1つ食べたところで満足度は少なく、お得感がありません。
10年前なら浜焼きのエンターテインメント性が物珍しがられていましたが、実際に体験してみると取り立てて面白いわけでもなく、焼き加減を自分で見なければいけないのも面倒。1度経験すれば十分です。
どうしても貝類を食べたい場合は、個人的には浜焼きよりも、ブリキ缶で海鮮を蒸す“漁師のまかない”、海鮮ガンガン焼(1人前880円※2人前より)の方が出汁の旨みも堪能できて酒のアテにはいいと思います。