Snow Man・ラウール、「歌もダンスも素人みたいなもん」発言で賛否! 「ジャニーズ出て行けば?」の声も……
10月22~25日に「Johnny’s net オンライン」で生配信されたSnow Manのデビューライブ『Snow Man ASIA TOUR 2D.2D.』。23日の一部公演に関して、グルーブ最年少・17歳のラウールの発言が物議を醸している。
Snow Manは、今年1月にSixTONESとの合同シングル「Imitation Rain/D.D.」でCDデビュー。新型コロナウイルス蔓延によって、デビューコンサートは無観客での実施となっり、メンバーは複雑な気持ちも抱えつつ、ステージに立っていたようだ。
「公演終盤の挨拶では、ファンを前にデビューコンサートができなかった悔しさを吐露する場面もありました。また、彼らはもともと2012年5月から深澤辰哉、佐久間大介、渡辺翔太、宮舘涼太、岩本照、阿部亮平の6人で活動を始め、昨年1月に新メンバーの向井康二、目黒蓮、ラウールを迎えて再スタートを切ったという経緯があります。特にオリジナルメンバーは、長年に渡って数々の先輩のバックダンサーを務めるなど、デビューを夢見て頑張ってきただけに、感慨もひとしおといった表情でした」(ジャニーズに詳しい記者)
そんな中、23日午後6時30分開演の回におけるラウールの挨拶が賛否両論を呼んでいる。公演を見たファンのレポートによると、ラウールはファンに感謝の思いを伝える流れで、「Snow Man、ジャニーズ、正直歌もダンスも素人みたいなもんです。そんな僕たちですが、皆さんの応援があってここに立ててます」などと述べていたという。
この言葉に、ネット上からは「『僕らジャニーズ』ってひとまとめにするのは先輩に失礼。後輩が言っていいことじゃない」「謙遜で言ったとしても、ジャニーズ全体を素人扱いしたのは許せない」「個人の考えは自由だけど『僕らジャニーズ』はダメでしょ。お金をもらっている以上はプロだと思う」などと、憤る声が上がることに。
ジャニーズ事務所を一代で築き上げてきたジャニー喜多川前社長や、デビュー組の先輩たちも巻き込むような発言に対し、「歌やダンスが素人レベルだという自覚があるなら、主語を『僕』にして。Snow Manもジャニーズも巻き込まないで」「そんな言い方をするなら、Snow Manからもジャニーズからも出て行けば?」と反対意見が続出した。ラウールは15年5月にジャニーズ入りを果たしたが、同じSnow Manの阿部と深澤はその11年前の04年8月に入所しており、長年オリジナルメンバーを応援してきたファンは、特に許容できなかったのだろう。
しかし、これとは逆に、「そんなに悪いこと言ってる? 謙遜しただけでは」「配信見てたけど、“ジャニーズ全体を素人”っていうニュアンスで言ったわけじゃないと思う」「世界から見たら僕らは素人みたいなものだから、もっと頑張るって意味で言いたかっただけでしょ」「ジャニーズが世界進出を狙っている中で、ラウールは自分たちのレベルを理解していて、上を目指す意思をファンに伝えてくれたんだよ」と、擁護の声も相次いでいる。
「ラウールは、滝沢秀明副社長の“お気に入り”とささやかれているタレントでもあり、人気が上昇する一方で“アンチ”も増加中。本人の言動におかしな点があると、逐一噛み付くネットユーザーも存在しているんです。これまでにも失言だと問題視されたコメントはいくつかあり、例えばデビュー決定後の19年8月に行われたコンサート『Summer Paradise 2019』内で、1stシングルの購入枚数について話す中、ラウールがCDは『カラス撃退用』にも使えると口走ったことが波紋を呼びました。さらに、今年1月15日付の『読売新聞』の夕刊に掲載されたインタビューの内容も、いまだに批判の対象となっています。中国版Twitter・weibo開設に関して、ラウールは『授賞式典に出たことをきっかけにフォロワーが40万人にもなった。でもウェイボーは8億人がやっているので、まだチリみたいなもの。甘えたくない』と、コメント。『フォロワーはチリなのか』と、非難を浴びました」(同)
プロのアーティストとはいえ、ラウールは現在、高校2年生の17歳。言葉足らずな部分が目立ってしまうのは、仕方ないことなのかもしれない。もう少し寛大な心で見守ってくれるファンが増えていけばよいのだが……。