『鬼滅の刃』で大ブレークの主演声優・花江夏樹、収入は「タワマン生活ができるレベル」と関係者が暴露
10月2日発売の最新コミックス第22巻をもってシリーズ累計発行部数が1億部を突破し、今や社会現象と化している、漫画『鬼滅の刃』(作・吾峠呼世晴、集英社)。同16日に公開されたアニメ映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は、公開3日間で興行収入46億円(興行通信社調べ、以下同)を突破、観客動員342万人を記録。初動3日間の歴代1位だった『アナと雪の女王2』(2019年)の興収19億円(興収総額133.6億円)、動員数145万人を塗り替えるロケットスタートを切り、興収100億円を超える見込みだ。
そんな本作で主人公・竈門炭治郎(かまどたんじろう)を演じている声優・花江夏樹は、現在29歳。2011年のデビュー後、『東京喰種 トーキョーグール』シリーズ(TOKYO MXほか)で主人公・金木研を演じ、朝の子ども向けバラエティ番組『おはスタ』(テレビ東京系)ではMCを務めるなど、駆け足で活躍の場を広げている印象が強いが、さらに『鬼滅の刃』(以下、鬼滅)のブームを受けて、彼の懐事情に変化はあったのだろうか?
「声優がアニメやドラマCDに出演する際のギャラは、『日本俳優連合』が定めるランク制度によって、最初から決められています。収入の大半がアニメ出演のベテラン声優であれば、『鬼滅』のような人気作に出演した際に、ランクアップの交渉をすることはあるでしょう。以前、とある人気アニメで主要キャラクターを演じるベテラン声優が、突如作品を降板した理由も、ギャラ交渉のもつれが原因だとうわさされています」(声優業界関係者)
花江のような若手の場合、「活動の幅はアニメに固執する必要はまったくない」という。
「アニメの収入よりもイベント出演での収入の方がはるかに実入りが良いため、人気アニメで『おいしい役』を取ることは、その先にある『イベント収入』につながります。花江クラスの場合だと、日俳連のランクは上げずに、そこそこのランクで『コスパの良い声優』としてアニメに出演し続けて付加価値を上げ、イベント出演時にギャラを上げるのが妥当な売り方でしょうね。ただ、彼が所属しているアクロスエンタテインメントは、現場知識が乏しい若手マネジャーが多く、タレントのプロデュース力が弱いため、今後の彼をどう育てるかまではまだ想定すらできないでしょう。とはいえ、花江自身はセルフプロデュース力に長けていますから、事務所に頼らずとも、彼なりにどう自分を売るかを考えている可能性はありますね」(同)
今や飛ぶ鳥を落とす勢いの人気を誇る花江だが、実際にはどの程度の収入を得ているのだろうか。
「彼が個人的に開設しているYouTubeチャンネル『花江夏樹』の登録数は173万人(10月21日現在)。これだけでもかなりの収入を得ているでしょう。16年に一般女性と結婚していますが、小野賢章と花澤香菜夫妻、同棲が報じられた江口拓也と元声優の遠藤ゆりかなどの人気声優カップルのように、都心部の“タワマン”に住めるレベルのギャラを1人で稼いでいると思いますよ」(同)
『鬼滅』大ブレークと同じくして、今年9月に双子の女児の父親となった花江。今後の活躍にも期待したい。