メルカリで見つけた中古3.5万円のエルメス水着で危うく“ポロリ”!? 意外と知らない「水着の劣化」
5分後。金がないというのにいつものごとく、「高いもの順」から見ていった私は、3万6,000円の水着に目を止めました。それは、エルメスの水着。黒い水着はたくさんありましたが、この水着はどこかセクシーで素敵。さすが王者エルメス……。
しかし、値段も王者。中古の水着にしては高額です。「エルメスショップでかなり前に購入しました」という一文も気になる……。“かなり前”って一体、いつ購入した水着なんだろう。いや、しかし。私は一刻もはやく黒い水着を手に入れなければならぬ身……買う。買いますわ!!
とはいえ、金欠ババアでもある私のクレジットカードの残り枠は、あと3万円しかありませんでした。ぐぬぬ、現金は一切ないしなあ……。
そこで出品者さんに3万円で購入させてもらえないか聞くことに。案の定、結果はNGで、私は頭を抱えました。もう1枚のカードを使おうか……。
しかし、2枚目のカードにまで手を出したら、坂道を転げ落ちるようにカード破産者になりそうな気がして(いや、今も片足突っ込んでるんですが)気が引けます……。私は自分を納得させるために、出品者さんに「この水着はいつ購入されたものですか?」と聞いてみました。
その答えは――「10年前です」。じゅ、10年……。10年前の水着って劣化とか大丈夫なのかね……? 気になった私は、「水着の劣化」について調べてみることに。
すると、「水着は塩素に入った瞬間から劣化が始まります」というこわ~い記事を見つけてしまいました。古い水着を久しぶりに着た人が、プールからあがったところ、水に入る前はなんともなかったのが、水に入った瞬間、びろーんと生地が伸びて、ゴムのぬけたパンツ状態になったのだとか……。
おいおいおいおい!!!!!!!!!! ちっちゃい水着おばさんもイヤだけど、伸び伸びに伸びた水着でおっぱいぽろりとかになったら、もはや変態おばさんになっちゃうじゃねーか!!
そんなわけで、今年は水着購入を諦め、来年購入することにしました。てか、私がエルメスの水着を着ていたところで、誰も「素敵~~!!」と思わないだろうしなあ……くすん。