TOKIO・城島茂、山口達也“脱退”以降の「メディア初」ギター演奏! 「スゴい罰ゲーム」と胸中複雑なワケ
TOKIO・城島茂、お笑いコンビ・さらば青春の光、日向坂46・齊藤京子ら、個性豊かなメンバーがパーソナリティを務めるラジオ番組『アッパレやってまーす!~土曜日です~』(MBSラジオ)。10月10日の放送では、城島が今年になって初めて、メディアで“プロアーティスト”としての音色を響かせ、共演者やリスナーから絶賛の声が上がった。
この日の収録には、城島と齊藤、さらば青春の光(森田哲矢・東ブクロ)、尼神インター・誠子が参加。城島は、過去に行われたゲームコーナー「ワードウルフ」で負けたため、罰ゲームで「マンキン(本気)で芸人のネタをやる」と命じられており、罰ゲーム執行の時がやって来たのだった。
オープニングトークでは「テレビでなんかやるのとか、バラエティで慣れてるんですけど、言うても罰ゲームでやることってあんまないじゃないですか」と不安を口にした城島。初めての体験とあって、本番までは「どういうふうなスタンスでやっていいのかな」と、緊張の日々を送っていたとか。そして、準備が整い、城島はエンディングでギターを持って登場。「今日はみんなにどうしても伝えたいことがあるんだ。聞いてくれるかな?」と切り出し、ギターに革ジャン、サングラスといったロックンローラースタイルでギター漫談する芸人・SAKURAIのパロディを披露した。
ネタ中は爆笑が起きるとともに、周囲も「ギター弾けてよかったな」(森田)「ギターうまい」(齊藤)「マジ、マンキンでやってるな。ガッツリネタやな!」(森田)「スゴすぎる!」(齊藤)などと大盛り上がり。SAKURAIは『R-1ぐらんぷり 2020』ファイナリストだが、終了後に森田は「なんでSAKURAIというチョイスなんだっていうね」とポツリ。ネタは前週の収録後にスタッフに指定したそうで、城島は元ネタの映像を見たときに「ホンマにこれ!?」と衝撃を受けたものの、「あぁ、これですか……。SAKURAIさんですか……」と受け止めたという。
森田が「でも、そこまでの罰じゃないよ。だって、ちゃんとウケるネタやもん。このネタって。フォーマットがおもろいから」と言うと、城島は「フォーマットはね。ただ、ずっといろいろあって、バンド活動、TOKIOしてない中で。今年初、メディアでギター弾いた」と、告白。これを受け、共演者は「ここで!?」(東ブクロ)「めちゃくちゃ貴重やん。スゲー!」(誠子)と、驚いていた。
TOKIOといえば、18年に当時メンバーだった山口達也の“強制わいせつ事件”が明るみになり、彼は同年5月にグループを脱退し、ジャニーズ事務所を退所している。以降、4人になったTOKIOは音楽活動をしていなかっただけに、「久々にギター持って、オンエアーにギター弾いてるのが(放送に)乗るのが、SAKURAIさんのネタなんですよ。だから僕、これある意味スゴい罰ゲームやなと思いながら……」と、複雑な心境を漏らした城島だった。
「ちなみに、ギターは自前ではなく、スタッフが用意したものだそうで、SAKURAIのネタに加えて、最後はオリジナルのフレーズも織り込んでいました。森田から『面白かったっすね。(ネタが)リーダーに合ってますしね』と褒められた城島は、『合ってるがゆえにね。ギター弾くのが久々やっていうね。TOKIOの曲じゃなくて……。あの、マンキンネタで弾いたという』と、自虐的にボソリ。アーティストとしてのブランクがあったとはいえ、演奏のミスなどは特になく、歌声も伸びやかでした。『慌ててサングラス、家まで取りに行きましたもん。ラジオやからわからんけど』と話すほど、準備万端だったようです。音声のみだったのは残念でしたが、森田は『気持ちよさそうに弾いてました』と、城島の様子をリポートしていました」(ジャニーズに詳しい記者)
今回の罰ゲームに対し、TOKIOファンや番組のリスナーからは「リーダーのギター、ネタなんだけどカッコいい」「茂さんのギター、カッコ良かった!」「ギターを使うネタにしてくれたスタッフさん、神!」「ここでギター弾いてくれたのはある意味貴重。ネタでも、まさか聞けるとは」「ネタでもギターが聞けたのはうれしかったけど、ちょっと複雑な気分。TOKIOとして演奏してるリーダーがより見たくなった」と、称賛のコメントが上がっていた。
TOKIOはボーカルの長瀬智也が来年3月をもってジャニーズを退所するが、ラジオだけでなく、4人での演奏が聞ける日を心待ちにしたい。