NGT48・荻野由佳、スギちゃん、梅宮アンナ、TKO・木下隆行……YouTube進出に失敗した芸能人
アイドルグループ・NGT48のメンバーである荻野由佳が、9月25日にYouTube公式チャンネル「おぎゆか」を開設。しかし、ネット上ではそれ自体が賛否両論を生んでいるという。
「チャンネル開設と同日に、YouTubeにてライブ配信を行った荻野は、『すでに何本かYouTube(動画)のほう撮影しました』と報告。また、人気YouTuber・ヒカキンとのコラボにも意欲を見せていました。しかし、この配信のアーカイブ動画には、10月7日現在で高評価が約1,800件ついているのに対し、低評価は約8,000件も殺到する異例の事態。コメント欄には『これだけ低評価がつくアイドル、なかなかいない』『この人、やっぱりアンチが多すぎるな』『メンタルが強靭すぎる……』といった驚きの声も見られます」(芸能ライター)
NGT48といえば、2018年12月に元メンバー・山口真帆が、男性ファンから暴行を受けたとされる事件が記憶に新しい。この事件を山口が告発した際、自身を襲った男性と一部メンバーのつながりを示唆したことから、ネット上では“黒幕”を探る動きが起こっていた。
「荻野は、18年5月に行われた『AKB48 53rdシングル 世界選抜総選挙』で第4位にランクインするなど、NGT48の中でも特に人気のメンバーでしたが、山口の暴行事件では“黒幕の一人”とウワサされ、アンチが急増。その影響がYouTubeにも如実に表れています」(同)
現在、芸能人が次々とYouTubeに進出しているが、必ずしも順調にいくとは限らない。18年に公式チャンネルを開設したお笑い芸人のスギちゃんは、たった1年で“撤退”している。
「『ワイルドだろぉ?』の一発ギャグで一世を風靡したスギちゃんは、18年4月に公式YouTubeチャンネルを開設。しかし、チャンネル登録者数は1万人にも満たず、動画の再生数も数千回程度という状況が続いていました。翌19年5月に『【重大発表】絶対みて下さい!スギちゃんねるから重要なお知らせです!!【スギちゃん】』という動画を投稿し、早々にYouTubeからの撤退を発表したんです」(同)
芸能人のYouTubeチャンネルには、そもそもやる気があったのか疑いたくなるようなケースも。モデルでタレントの梅宮アンナは、スギちゃんと同じく18年4月に公式YouTubeチャンネルを開設し、「YouTubeだったら、自分の好きなように、好きなところをアップできて、面白く編集ができるのかなと思って」などと抱負を語っていたものの、現在までに4本の動画を投稿しただけで休眠状態に。どの動画も数万回は再生されているが、チャンネル登録者数は3,700人弱となっている。
「スギちゃんや梅宮は、開始当初から再生数が苦戦したケースですが、スタートダッシュは調子がよかったものの、その後尻すぼみになる場合もあります。今年3月、パワハラ問題を理由として所属事務所を退所した、お笑いコンビ・TKOの木下隆行は、4月1日にYouTubeチャンネルを開設。1本目にパワハラ問題の謝罪動画を公開し、450万回以上再生されていましたが、現在では1万回に満たない動画もチラホラある状況です。そもそも、動画の内容つまらないという声も少なくなく、『何をやっても面白くないから、動画をアップするだけムダ』『笑える動画が一つもないし、企画もありきたり』などと言われています」(同)
スポーツ関連の動画が特に人気を集めている、とんねるず・石橋貴明や、すっかり“人気YouTuber”となった江頭2:50など、成功例も少なくない。とはいえ、「有名人なら必ず成功できる」という保証は全くないことも、覚悟しなくてはならないだろう。