ヒカキン、ヒカルも“偽アカウント”の被害に! 「バカバカしい」「Twitterが対策を取るべき」と物議
417万人のチャンネル登録者数を誇る人気YouTuber・ヒカルの“偽物”がTwitterに登場し、ネット上で騒ぎになっている。
9月12日、ヒカルの名を騙るTwitterアカウントが「【総額2億円】 200名様に100万円をプレゼント!」と題して、同アカウントをフォローした上でツイートを拡散した人の中から、抽選で現金が当たるキャンペーンを告知。みるみるうちにフォロワー数が増え、17日の時点で約11万人がこのアカウントをフォロー、告知ツイートは4万回近くリツイートされた。
「しかし、ヒカルは15日に自身のTwitterで『昔から定期的に各SNSでお金ばらまきますとかそういう僕の成りすましが話題になるんですが すべて偽物なので気をつけてください』と投稿。こうしたアカウントが現れるたびに『色々対処するようにはしてます』とのことですが、『全然追いつかないのでとにかく騙されないようにお願いします』と注意を呼びかけていました。なお、“偽アカウント”のツイートには、『#お金配りで日本を元気に』というハッシュタグがついていて、これはZOZOの元社長で、現在はスタートトゥデイの代表取締役社長を務める前澤友作氏が行っている抽選ツイートとまったく同じ。ヒカルになりすましているだけでなく、前澤氏にも便乗している形です」(芸能ライター)
ネット上には「絶対なりすましだと思いました」「どう考えても怪しい」と警戒していた人もいるが、「普通に騙されてた……」「今までめっちゃフォローとRTしてました」といった声もあり、偽物との見分けがついていない人もいた様子。
「2019年1月には、YouTuberのラファエルも同じような被害に遭っています。偽アカウントによるプレゼント企画のツイートは約10万件もリツイートされ、フォロワー数がラファエル本人を超えるという異例の事態に。18年には、YouTuber・ヒカキンの偽アカウントも現れ、本人が注意喚起の動画を投稿して『厳粛な対応します』と“宣戦布告”したこともありました。このように、人気YouTuberのなりすましアカウントは定期的に登場し、その都度、本人たちが注意を呼び掛けているのですが、いまだに騙される人が後を絶たないのが現状です」(同)
このような偽アカウントに対しては、「なりすましとかバカバカしい。何が楽しいの?」といった怒りの声だけでなく、「本当に悪質。Twitter側で取り締まってほしい」「なりすまされた人も被害者なんだし、Twitter社が対策を取るべき」との意見も見受けられる。悪質な偽アカウントは、このまま野放しにされてしまうのだろうか……。