松本人志、伊勢谷友介出演の映画公開に否定的? 『ワイドナショー』で「いい宣伝になる」と発言し物議
9月8日、大麻取締法違反(所持)で現行犯逮捕された、俳優の伊勢谷友介。同13日放送の情報番組『ワイドナショー』(フジテレビ系)では、出演者のダウンタウン・松本人志と、タレントのファーストサマーウイカがこの一件について意見を述べ、ネット上で賛否両論となっている。
同番組では、あらためて大麻使用の是非について議論されただけでなく、伊勢谷の出演する映画『いのちの停車場』が、彼の出演シーンをカットせず、2021年に公開予定であることなどを伝えた。
「この中でまず、ウイカが『(大麻を含む薬物は)日本では非合法で、法律で禁止されているというのが大事なところ』と前置きし、『禁じられているものを手に入れて使用できてしまうということは、その向こう側にいる、ドラッグマーケットやドラッグビジネス、なんらかの犯罪者に近いということになってしまう』と指摘。また、映画の公開について『作品に罪はないと思う』とした上で、『ただ、それで(映画の)収益から彼にお金がいってしまって、それでまた(大麻を)買ってしまってとなると、犯罪者にお金が回ることになる』と、問題点に言及しました」(芸能ライター)
ウイカの発言を受け、松本も「(映画の)公開をやめないって方向に行くと、それをプロモーションに使うヤツらが出てきそうな気がしてさ。すごくいい宣伝になるじゃない?」と、疑問を口にしている。
「2人の発言には、ネット上で『ウイカの言う通り、犯罪者への資金提供になっている点を、もっと議論するべき』『伊勢谷が逮捕されなかったら映画のことは知らなかったし、結果的に宣伝になってる』といった賛同の声がある一方、『犯罪者に近いとか、あんまり臆測で語らないほうがいいと思う』『プロモーションになるっていうのは考えすぎじゃない?』などのコメントも見受けられ、賛否両論となっています」(同)
なお、両者はたびたび発言が物議を醸す“炎上キャラ”としても知られている。
「例えば、松本は7月に放送された同番組の中で、東京都知事選挙に行かなかったことを告白し、ネット上で『公言することじゃない』などと批判を浴びています。ウイカも同じく、7月に出演した『あちこちオードリー〜春日の店あいてますよ?〜』(テレビ東京系)の中で、“元アイドル”という自身の立場から『(男性と)「付き合ってない」って言ってるアイドルは、逆にみんなと付き合わないで不特定多数とヤッてる』と断言し、『考え方が極端』『炎上狙いの発言に聞こえる』と、ネットユーザーをドン引きさせていました」(同)
良くも悪くも、メディアでの発言が注目を集める松本とウイカ。自身の意見をはっきり伝え、世間で議論を巻き起こすことが彼らの役割なのだとしたら、今回は「成功」と言えるのかもしれない。