[再掲]インタビュー

美容系YouTuber・門りょうがプチ炎上! インフルエンサー化する元キャバ嬢たちが生きた“夜の世界”を探る

2020/09/05 21:30
サイゾーウーマン編集部
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マイメロ香水(意味はのちほどサブにて)

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 大阪・北新地で絶大な人気を誇り、高級シャンパン「アルマンド」を日本一売り上げたことから「アルマンド姉さん」とも呼ばれていた伝説的キャパ嬢・門りょう。2017年に引退してからは、キャバクラを展開する「A factory」取締役副社長に就任し、最近では美容系YouTuberとして、若い女性を中心に支持を集めている。

 そんな門が9月2日、インスタグラムに、「大反響お礼でMACからプレゼント届いた」として、コスメブランド「M・A・C」から届いたという、手書きのお礼状とコスメを紹介。なんでも、門がYouTubeチャンネルで紹介したデパートコスメは、売り切れになることがよくあり、今回のようにブランド側からお礼が送られてくることも珍しくないそうだ。


 しかし、門が続けて「売り切れになったにも関わらずお礼がまだのブランドのひとは、これをお手本にし、新作やプレゼントを送ってくること」「お手紙も添えること(手書きだと尚良し)」「冗談ですすみません。ちょけです」「2割本気です」とコメントしたことに、反感を抱いたネットユーザーは少なくなかった様子。「お礼を要求するって何様なの?」「上から目線で図々しすぎる」「厚かましい」といった苦言が飛び交うことになり、一方で、門のファンから「関西ノリの冗談」「昔からこうゆうキャラだから」「『冗談です』って書いてるのに」といった反論が寄せられるなど、ちょっとした炎上状態となったのだ。

 そもそも大成功を収めたキャバ嬢は、世間から「高飛車」「傲慢」「横柄」などのイメージを持たれがちなのかもしれない。それゆえに、門の冗談が“通じなかった”という面もあるのだろう。サイゾーウーマンでは、これまで“キャバ嬢の実像”に迫る記事を何度も配信してきた。

 門をはじめ、エンリケ(小川えり)、桜井野の花など、元/現役問わずキャバ嬢たちがインフルエンサー化し、今回のような炎上騒動も珍しくなくなった現在。あらためて、キャバ嬢としての輝かしい時代を生きた女性の“その後”に関する記事を再掲する。


(初出:2016年12月20日)

「キャバ嬢としての全盛期が忘れられない」夜の世界から足抜けできなかった女たちの今


 夜の商売で働く女性たち。彼女たちはそれぞれに事情を抱え、本当はやめたいのにやめられずにいる……などというのは昔の話。ヘルスなどの射精産業には暗い裏事情を持つ女性たちもいるというが、キャバクラ嬢たちの中には、至ってカジュアルに夜の世界で働いている女性たちも多い。

キャバクラを辞めた後は株を始めたり、会社を立ち上げる子

「こないだ昔なじみの黒服がぼやいていましたよ。指名もついて、さあこれから稼いでくれるぞ! って期待していた子が、『彼氏ができたから辞める』ってLINEで送ってきたってね(笑)。それからひと月もたたないうちに別の店で働いているってうわさを聞いて、その店に行ったという客に聞いたら『彼氏と別れたから復帰した』って笑って話していたそうです。店は売れっ子のキャストがひとり抜けたら、けっこうダメージを受けるんですけどね」

 そう話すのは、かつてキャバクラを経営し、今でも店にドレスやスーツを販売する外商として夜の世界に関わるM氏。長年この世界で生きているM氏を慕うキャバクラ関係者は多く、そんな愚痴を聞くのも仕事のうちだ。

「キャバ嬢が店を辞める理由としてよく聞くのは、彼氏がらみですね。彼女が客とはいえ他の男とLINEやメールのやり取りをし、仲良く話をしているのに焼きもちを焼いてしまうんだとか。目端の利く子の中には、キャバ嬢として働いている間に人脈をつくったり、いろんな知識を身につけたりして、店を辞めた後は株を始めたり、会社を立ち上げる子もいます。どんな会社かって? よく聞くのはペット関連です。ペットを飼っているキャバ嬢は多いから、その延長でビジネスを始めるみたいです」

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