東京ディズニーランド&シー再開2カ月、人気Dオタブロガーに聞く「今こその楽しみ方」と「問題点」
――では、そんな現在の両パークについて、入園者が少ない今だからこその楽しみ方があれば教えてください。
みっこ 現在、オンラインサイトでは午前8時の営業開始時間(※9月からは午前9時に変更)から遊べる「1デーパスポート」と、午前11時、午後2時から遊べる「入園時間指定パスポート」の3種類のチケットが販売されているのですが、1デーパスポートの購入をオススメしたいです。というのも、営業再開後は以前に比べ、朝の時間帯に人が少なく、どこもガラガラ状態なので、アトラクションを存分に楽しめるかと思います。でも、午後2時からの時間指定パスポートで入園すると、休日は特に、通常時とあまり変わらない混み具合になってきています。
なお、シーの人気アトラクション「ソアリン:ファンタスティック・フライト」に関しては、朝イチで入ったとしても、待ち時間が100分を超える場合があります。また、今は運行を休止しているアトラクションや閉鎖中のエリアも多いので、公式サイトで事前に確認しておくことが必要かと思います。
――そのほか、入園時に気を付けておくべきことはありますか?
みっこ チケット購入サイトでは、スマホで購入し、画面に表示されたチケットをエントランスにかざすだけで入園できるデジタルチケットか、スマホやパソコンで購入したチケットを自分でプリントアウトする、もしくは自宅まで配送してもらうという紙チケットのいずれかを選ぶことができます。ただ、現在主流となっているデジタルチケットは、クレジットカードでしか購入ができないため、再開直後のパークは大人、特にDオタの人が多かったように思います。
夏休み期間に入ると、学生や家族連れも増えました。特に若い世代には羽目を外しがちで、マスクを顎まで下げていたり、写真撮影のためにマスクを外して、そのまま付けない人が多く、ソーシャルディスタンスが守られていないシーンも多々見受けられましたね。キャストも注意喚起を行っていますが、ソーシャルディスタンスを保つがゆえに、通常よりも待機列が長くなり、その分、目の行き届かない場所も増え、“注意しきれていない”というのが正直なところ。ゲスト一人ひとりがしっかりとした意識を持ち、新型コロナ対策を万全した上でパークを楽しみたいですね。