サイゾーウーマンコラムプウ美ねえさんのエプロンメモ体重増加、シミシワ、加齢がつらい コラム プウ美ねえさんのエプロンメモ 40歳女性、体重増加にシミシワ……“老化”を受け入れられない! プウ美ねえさんが教える「年を取ること」の面白さ 2020/08/31 14:39 熊田プウ助(マンガ家) プウ美ねえさんのエプロンメモ (C)熊田プウ助 家族関係、恋愛、夫婦関係、仕事、結婚、介護、人生……サイ女読者のお悩みに“プウ美ねえさん”こと熊田プウ助が、いつもそばに置いておきたい“エプロンメモ”とともに回答します。 <今回のお悩み> 「毎朝鏡を見るのがつらいです」 年を取り、体重が増え、シワやシミなどの老化現象に悩まされるようになりました。年を取ることはしょうがないのですが、どうしても若かった頃の自分と比較してしまって、落ち込んでしまいます。ダイエットを頑張ったり、エステに通ったりする気力はなく、自然なこととして受け止めたいのですが、毎朝鏡を見るのがつらいのです。若さへの執着をどう解消すればいいですか(40歳、カレンさん) 【プウ美ねえさんの回答】 若さが最高だなんて、基準がせますぎます。他人の若さなんてトゲトゲして弱々しくて受け入れたくない、やせていて肌がスベスベだからってそれがなんなの? と思うひとだっているのです。ぎゃくに「あの人は年を取ってから明るく元気になった」「若い時より寛容で、たよりがいがある」などと感じたこともあるでしょう? シワやシミがないというだけでは、一緒にいたくなる条件にはならないのです。 変化に嘆いて落ち込むなんて、もったいない。そんな様子は周囲のひとにも悲しいものです。鏡にくびっぴきになるのはやめて、ほかに目をお向けなさい。他人は、あなたのシワやシミをそんなに真剣に見ていません。もしいたらエステの勧誘か、ただの失礼なひとなので、あなたの世界から除外してよろしい。まずは身近な大人の好もしい点を、ファッションでも話術でも、真似してごらんなさい。きっといまよりもっと素敵になります。 おねえさんは現実にはおじさんですが、おじさんになってよかったことがあります。若さで張り合う気持ちがなくなったことで、10や20も年下のひとに堂々と甘えられるようになったのです。25歳の時に20歳のひとを認めるのは簡単ではありませんでしたが、今では素敵な若い人がいたらすなおに尊敬します。ベッドで「お兄ちゃん」と呼んですがりついたりします。年齢を気にせず心を伝えるのは自由でよいものです。自分が若かった時に「お兄ちゃん」と呼んでくれるおじさんに出会えなかったことが残念なくらいです。 【今月のエプロンメモ】 気持ちがラクになる物の見かたはありますが、簡単に考えを切り替えてしまうのもつまらない気がします。勃起不全・閉経・髪が抜ける・歯も抜ける、などイベントはたくさんありますから、ひとつづつ味わって新しい自分を見つけるのも楽しいものですよ。自分が納得すればどんな変化もすべて正解です。 <お悩み大募集> サイゾーウーマン読者の皆さんから、プウ美ねえさんに相談したいお悩みを募集しています。下記フォームよりご応募ください。 熊田プウ助(マンガ家) 1969年生まれ、ゲイ漫画家。『ホモ漫画家、ストリッパーになる』(実業之日本社)、『世界一周ホモのたび 狂』(ぶんか社)など著書多数。 記事一覧 X:@kumadapoohsuke 最終更新:2020/08/31 14:43 楽天 ホモ無職、家を買う 「甘えられるようになる」のは目から鱗だわ 関連記事 夫のスマホに「Tinder」らしきアプリが……! 結婚7年目の妻が抱える“不安”に、プウ美ねえさんの助言は同棲中の彼氏が「料理をカビさせる」のが不快! プウ美ねえさんが「3つの手段」をアドバイス一人でしゃべり続け「変な空気」に……プウ美ねえさんが教える「ストレスを溜めない」会話のワンポイント「友達としては好きだけど、女として見られない」婚活女子を悩ます言葉を、プウ美ねえさんが斬る母親に「30過ぎなのに品がない」と叱られて……プウ美ねえさんが語る「大人の品」とは何か 次の記事 相葉、『嵐にしやがれ』ロケで不運 >