山下智久と亀梨和也、事務所における立場の違いを表す「週刊女性」の不自然な記事
記事には8月28日に公開を控える映画『事故物件 強い間取り』での亀梨の演技を褒めた上で、8月初旬に訪れたアパレルブランド展示会で亀梨がこうぼやいていたと紹介している。
「なんで、こんなに監視されなきゃいけないんだ」「すごい面倒だよね……」
この亀梨のぼやきはコロナの影響の話だというが、その後の記事では、コロナ禍で芸能人が些細なことでも批判の対象となりかねないこと、亀梨周辺もかなり神経を使っているとして、こう結論付けているのだ。
「でも、それだけ気をつけていれば、スキャンダルが出ることもない……よね!?」
?? 一方の山下退所記事では8月7日に発覚している飲酒スキャンダルが掲載されているのに、なんとも不自然だ。
これって山下と亀梨の事務所における立場の違いなのかとも思ってしまう。前述したように、山下は“元飯島派”で元SMAPの香取慎吾を慕っていることを公言してきた。独立もほのめかしている。一方、亀梨は飯島派から藤島ジュリー景子社長派閥に自ら乗り換えたことで、ジュリー社長の大のお気に入り。独立の心配はない(いまのところ)。
そう考えても、なんとも奇妙で不自然な記事だ……。
「週刊女性」と石田純一の間でバトルが繰り広げられている。発端は「週女」8月18・25日合併号が報じた「石田純一 福岡出張で連夜の濃厚宴会」記事。7月18日、北海道から福岡入りした石田は、男女の集団で福岡のバーに行き、その後パワーストーン販売会社社長宅に移動し、シャンパン宴会。その後、宿泊先に女性を連れ込んだと報じられたことだ。
で、石田がラジオでこれに反論。そして「週女」も「週刊女性PRIME」で取材の詳細を掲載、さらに石田がラジオで再反論――。そして今回の「週女」では石田が訴えた“ある組織が自分を社会的に抹消しようとしている”との主張を掲載している。しかも、そのトーンは“ちょっとイカレている感”を前面に押して。
でも、そうだろうか? 実際、石田は15年の安保法制デモに参加したことで、さまざまな“圧力”を受けた。また16年の都知事選出馬表明をした際も同様で、ネットでも誹謗中傷の嵐となった。“政治に参加する当然の権利”を表明しただけで。そんな経験を持つ石田。その主張を“真夏の怪奇話”などと切り捨てず、「週女」は正面から検証してほしいと思う。