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9日に配信されたのは「HiHi Jets【俳句に挑戦】俳句王子が辛口ダメ出し!」(再生回数は14日時点で21万台)。タイトル通り、HiHi Jetsの5人が映画やスポーツといったさまざまなテーマに沿って、「俳句(五・七・五)で表現する」というコンセプトの1本。早稲田大学でも講義をしている“俳句王子”こと高柳克弘氏も撮影に加わり、メンバーの句を批評していく。5人は事前にスタッフからお題を渡され、俳句を考えてきたそうだが、「先生来ると思ってなかった」(井上瑞稀)「みんなで楽しく大喜利大会かと思ったら、全然違った」(高橋優斗)「ガチな方に見てもらえると、緊張しますね」(猪狩蒼弥)と、有識者を前にややビビっているようだった。
そんな彼らに、高柳氏は「それぞれの個性や感性が発揮された句っていうのが、一番面白いと思うので。あまり俳句らしさにとらわれず、のびのび作ってもらいたい」と、優しくコメント。しかし、橋本涼は「先生、怒ることあったりしますか?」と普段の対応を気にしており、「ほとんど怒らないです」と聞くと、全員が明らかにホッとした表情を見せていた。
最初のお題は、2014年に日本で公開され、大ヒットしたディズニー映画『アナと雪の女王』。高橋の句に対して、高柳氏が冷静に斬り捨てると、猪狩は「辛口だ~! ヒリヒリするぜ!」と、なぜかハイテンションに。俳句王子の異名にかけて、高柳氏を「キング」と崇める猪狩が「キングの目は正しいんで。キングはずっとやられてる方だから」と持ち上げると、「ガリさんのヨイショがスゴいのよ」とツッコむ井上。
ここでは橋本を高く評価した一方、高柳氏は作間龍斗の作品に関して「こざかしいギャグ」が入っている点を容赦なくツッコミ。そんな中、個人的に予想外だったのは、一部ファンの間で“歩く国語辞典”と呼ばれ、ラップの歌詞を作るなど語彙力のある猪狩の句が不評だったこと。彼は「雪溶かし 魔法は解かず 愛と化す」と発表したが、高柳氏は100点中15点と、厳しい点数をつけた。猪狩が「うまいこと言えばいいのかと思ってた、俺。俳句って」と漏らしたところ、「溶かし、解かず、と化すっていうふうに、ちょっと言葉重ねすぎかなっていうのはありますね。2回ぐらいに留めとけばよかったんですけど、3回出てくると、ちょっとしつこい感じが……」(高柳氏)と解説。「ラップを考えるテンションで作ってたから」(猪狩)との言い訳にも、「あぁ~、ちょっと(作者の)ドヤ顔が見えちゃうとマイナス」と忠告した。
しかし、テーマが「HiHi Jets」に変わると、猪狩が学習能力・吸収力の高さを発揮。高柳氏が「この中で一番工夫した表現だなと思いました」と褒めたほどで、数分前のガッカリ顔とは打って変わり、「今日はメシがうまいぞ!」(猪狩)と喜びを噛み締めた。そして、3つ目のお題はスタジオジブリのアニメ映画『となりのトトロ』(1988年公開)だったが、こちらも猪狩は5人中上位にランクイン。自信がついたのか、急に饒舌になる猪狩の様子は、笑わずにはいられない。俳句企画は次回に続くとのことで、概要欄には「成長する僕たちと、調子に乗った約1名を見てくださいね」と、見どころ紹介も。また、「コメント欄の感想も五、七、五に挑戦してみてください。意外と難しいですよ。ドヤ顔見えちゃダメですしwww」と記載があったため、コメント欄は実際に多くの視聴者が五・七・五のリズムで感想を残している。
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