サイゾーウーマンカルチャーインタビュー『親バカ青春白書』過保護親は現実にも カルチャー [再掲]インタビュー 『親バカ青春白書』ガタローのような“過保護”親は現実にも? 「子どもの就活」に首を突っ込む保護者たちの実態 2020/08/16 16:00 サイゾーウーマン編集部 インタビュー 今の就活を勘違いする親たち ――保護者の方は、どういった思いから、相談に来ていると思われますか? 齋藤 保護者の方は、子どもに苦労をさせたくない、就活を成功させたいとの思いが強いように感じます。本人の適性を踏まえた上でどこの企業がいいのかとか、一向に腰を上げないわが子にどうアドバイスしたらいいのかなど、心配する気持ちから相談に来られる方も多いのですが、本心としては、総合商社や外資企業、大手広告代理店、メガバンクなど、難関企業への就職を希望されているケースがほとんどですね。 ただ、先ほども言ったように、今の就活を勘違いしている方が多いです。特に上位校に通っているから難関企業に入れるだろうという安心感はもちろんのこと、資格や英会話力があるから内定は楽勝と思っていたり、ご自身の経験から、いざとなればコネクション入社ができると思っていたりするあたりですね。また、リクナビやマイナビといった就活サイトや大学のキャリアセンター、インターンシップなど、保護者の方の時代にはなかったシステムにまつわる勘違いも多々あります。特にここ3年ほどで強化されてきたインターンシップについては、把握できていない保護者の方が多いと感じます。インターンシップは、大きく分けて選考直結型とアルバイト感覚の2タイプがあり、また、選考直結型でも内定とイコールではないのですが、そこを勘違いされて、「インターンシップが決まったから安泰!」と思われている保護者の方も少なくありません。私としても、確かに就活をするのは子どもですが、こういった勘違いをしたまま、保護者の方が口を挟んだり、むやみに心配をするより、まずは正しい情報を知ってから……との思いから、相談を受けています。 (後編につづく) 内定塾公式サイト 前のページ123 サイゾーウーマン編集部 芸能・ジャニーズ・美容・暮らし・カルチャーなど、さまざまな情報を独自の切り口で発信するニュースサイト X:@CyzowomanC Instagram:@cyzowoman オンナを刺激するニュースブログ[サイゾーウーマン] 最終更新:2020/08/16 16:00 楽天 就活必修!1週間でできる自己分析2022 コロナ禍で親子就活はさらに激化しそう! 関連記事 【インタビュー】藤田紀子さん、若貴兄弟を育てた“母目線”で語る「いい過保護と悪い過保護」新垣結衣、約2年ぶりドラマで「失礼なミス」!? 『親バカ青春白書』ヒロイン・永野芽郁を「芽衣ちゃん」と誤表記ナイナイ・矢部浩之に見る、「非婚主義者だった男が親バカへ」というミステリー「抱っこして屋上に行って......」親バカ・木村拓哉、愛しいふたりにデレデレ「就活メイク講座」はなぜ気持ち悪いのか? 日本の“就活マナー”が失ったもの 次の記事 消えた「二代目神戸山口組」と新団体設立の可能性――元極妻が考える山健組分裂問題続報 >