コラム
「元極妻」芳子姐さんのつぶやき86

消えた「二代目神戸山口組」と新団体設立の可能性――元極妻が考える山健組分裂問題続報

2020/08/16 16:00
待田芳子(作家)

 さて、これからどうなるのでしょうか?

 「確定情報」とされているもののひとつに、神戸山口組を「円満に」脱退したと表明している池田孝志組長率いる池田組と、17年に神戸山口組を離脱して現在の絆會を結成した織田絆誠(よしのり)代表の合流があります。

 池田組は資金力で定評があり、神戸山口組設立の際にも相当お金を出したといわれていますが、六代目山口組との抗争でカエシ(報復)をさせない井上組長に不満があったといわれています。池田組は、六代目山口組のヒットマンから16年5月に当時の若頭を射殺され、今年の5月にも若頭が銃撃されていますから、怒り心頭ですよね。

 一方で、織田代表はもともと井上体制に不満があって割って出たのですから、「敵の敵は友」となったのでしょう。そのほかの五代目山健組の離脱者の中にも、合流がうわさされている関係者もいるようです。

 もちろんこうした動きを六代目山口組が容認するわけもなく、これからは新団体も抗争のターゲットと十分なりえます。すでに「山口組分裂抗争の長期化」がいわれていますが、これはどうでしょうね? マスコミも煽りすぎの気がします。

待田芳子(作家)

今は亡き某指定組織の三次団体幹部の妻。夫とは死別。本名・出身地もろもろ非公開。自他共に認める癒やし系。著書に『極姐2.0 旦那の真珠は痛いだけ』(徳間書店)がある。

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最終更新:2020/08/16 16:00
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