精神科医が教える、リモートワーク中に一瞬でできる心のほぐし方5選! コロナ禍のプチ鬱を撃退するには?
現代社会に生きる私たちは、常に周囲と比較され続けているようなものなので、他人の顔色を窺いがち。これにより、自信を失くしてしまっている人も大勢います。中には「全て自分が悪い」とばかりに自分を責め、心を病んでしまうケースも少なくないのです。
特に、このコロナ禍は私たち一人ひとりを直撃しているので、心も体もすり減って、気が付くと“ぺちゃんこ”になっている人ばかりでしょう。
「このまま、ずーっと孤独な気がする」「自分は誰にも必要とされていない」「何がしたいかもわからない」「気力が湧かない」などなど……「もしかして私、プチ鬱かも?」と思うほうが、むしろ普通かもしれません。
でもね、そんな時こそ、上記の1~5までの方法を試してほしいです。気にしてほしいことはただ一つ。「気楽にね」ってことだけです。「気が向いたから、ちょっとだけやってみようかな?」くらいで、ちょうどいい。要は、お金もかけずに、その場で気軽に、やってみるくらいの感覚でOKです。
体がこわばってカッチカチになっていたら、グーンと手足を伸ばせばいいし、それで少しでも血流が良くなれば、気持ちも楽になっていきます。そしたら、きっとさっきよりも生きやすくなるはず。『1日誰とも話さなくても大丈夫 精神科医がやっている猫みたいに楽に生きる5つのステップ』には、こんな感じで、39のプチ鬱撃退法を紹介しています。気軽にトライしながら、その不安をスーッと軽くしていきましょう。
鹿目将至(かのめ・まさゆき)
1989年、福島県郡山市生まれ。日本医科大学を卒業後、精神科医になる。現在、愛知県豊橋市の松崎病院に勤務。『1日誰とも話さなくても大丈夫 精神科医がやっている猫みたいに楽に生きる5つのステップ』(双葉社)が初の著書となる。
【著書紹介】
『1日誰とも話さなくても大丈夫 精神科医がやっている猫みたいに楽に生きる5つのステップ』(双葉社)
コロナ禍のステイホーム期間中、心身ともに異常を訴える人が激増しているという。特に深刻なのは、「1日中家にこもって、誰とも言葉を交わさない」ことによるプチ鬱状態。自身も同様の悩みを抱えるという、現役精神科医の著者・鹿目将至氏が、その撃退法を伝授。「猫のように楽に生きたい」と思う人にオススメの1冊。