嵐“大野ドッキリ”動画、「悪趣味で不快」「これを世界に公開?」と批判続出! ファン対立構造が激化
嵐が動画投稿アプリ・TikTokにアップした動画をめぐり、ファンの間で波紋が広がっている。内容は大野智が“粉まみれ”になるという“ドッキリ動画”で、「メンバーが一人をいじめている構図に引いた」「本人たちが楽しんでるんだからいいじゃん」などとファンの意見がネット上で紛糾しているのだ。
嵐は昨年11月3日のデビュー記念日に、5つの公式SNS(TikTok、Twitter、Facebook、Weibo、インスタグラム)の開設を発表。グループは2020年末で活動休止するため「今まで以上にファンのみなさまの近くに、そしてリアルタイムに届けていきたい」との思いでSNS始動に至ったと説明していた。以降、さまざまな写真や動画などを通じてファンを楽しませてきたが、今回はTikTokの“おふざけ動画”が物議を醸している。
「その動画は、床に横たわった大野の頭上を、天井から吊り下げたバランスボールが行き来するところからスタート。大野がボールを避けるように腹筋をしていると、相葉雅紀と松本潤が粉の入ったお皿を大野の頭部分にセット。それに気づかないままお皿に頭を突っ込んだ大野は、顔や太ももあたりまで粉を浴びていました。『ウソでしょ!?』『何これ!? どうした!?』(相葉)とオーバーリアクションで驚くメンバーに対し、大野が『満足か?』とつぶやくと、笑い声が響き渡るところで動画が終了します。櫻井翔は特に協力しておらず、椅子に座って見守っている状態でした」(ジャニーズに詳しい記者)
これを受け、主に大野ファンが「こんなの悪趣味で不快。誰が考えたの?」「子どもたちも見てるのに……悲しいし、不快だった」「粉まみれのリーダーを見てゲラゲラ笑ういじめを世界中に公開って、これが国民的グループのやることなの?」「一人を対象にした4人の悪ふざけは見ていて不快。子どものお手本になるどころか、いじめを助長してる」「今回のTikTokは最悪な動画。“遊びだから”で済まないし、残念」と、激怒。
ほかにも「大野くんはいじめられたとは思っていないだろうし、いじめではないんだけど、なんだかな……」「ファンを楽しませようと思ってやったんだろうけど、動画を見て不快に感じた人がいるのも事実」と、嫌悪感を示すコメントが複数見受けられた。
「動画の大野は、上下黒のTシャツ・ハーフパンツ姿。撮影の開始時点でハーフパンツが粉で汚れたように白く見える部分もあるので、『撮影前に何回か練習してるからいじめではない』『ちゃん練習してるあたりプロ意識が高い』という反応も上がっています。もちろん、単なるドッキリではなく、大野自身も展開を知った上での撮影だったのでしょう。一方、TikTokには同じようなドッキリ動画がすでに存在するため、『元ネタがあるから嵐は悪くない』と主張する声も。しかし、これにも『元ネタがあるのは言い訳にならない』『全然笑えないし、国民的アイドルがパクリなんてしないでほしい』という意見が上がっています」(同)
そんな中、嫌悪感を露わにしている人のほとんどが大野のみを応援し、ほかのメンバーを毛嫌いする、いわゆる「アンリー」だったことも意見の対立に拍車をかけているようだ。“大野いじめ”だと声を上がる勢力に対し、「アンリーのコメント、ヤバいね。あれがいじめなわけないじゃん」「アンリーは、嵐が昔やってたバラエティを見てみなよ。昔からああいうノリやってる」「今後こういう動画を上げてくれなかったらアンリーのせい」「面白かったのに、ネタ動画だと理解してないアンリーのせいで台無し」と批判的なコメントが上がっている。
今回の一件で、嵐ファンと大野アンリーの溝はさらに深まってしまったようにも見受けられる。嵐は活動休止が迫っているが、これからは数秒の動画でも、“ファンがどう思うか”を考え、慎重に投稿していくべきなのかもしれない。