コラム
“噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第517回】

東出昌大と離婚した杏を、佐々木希と比較して悪意的に報じる「週刊女性」

2020/08/04 21:00
神林広恵(ライター)

 またしても石田純一が物議を醸している。「週刊女性」が報じた福岡出張。記事によると7月18日、北海道から福岡入りした石田は、男女集団と福岡のバーに行き、その後パワーストーン販売会社社長宅に移動し、シャンパン宴会をしたという。ついでに21日にはゴルフも。

 まあ、長距離の移動とはいえ、宴会もゴルフも石田にとっては仕事のうちなのだから、と思う。コロナ感染で多くの仕事を失った石田。スポンサーだというこの社長や、宴会を仕切っていた代理店業の男性に頼るしかなかった、と記事にはある。イベントなどの“営業”は石田の主な収入源。それがほぼなくなり、スポンサーに挨拶し、酒を飲みゴルフをする。みんな生活のためだ。すでにネットなどでは批判の声もあるが、石田の行動はある意味仕方ない。石田も「週女」の直撃に「誰がメシを食わせてくれるんですか。スポンサーさんに誘われたら、ゴルフでも“3密”と言われている食事会でも、そりゃ行くでしょ」と答えている。

 コロナ禍では、仕方がないと思う。生活がかかっているから。それは誰にとっても、だ。もし責めるとしたら、そんな場をもうけたスポンサー社長や代理店の男性だろう。いくらスポンサーといえども、あまりに配慮がなさすぎる。バーに行く必要がある? 自宅での3密? 打ち合わせなら喫茶店とかで十分じゃない。断れない石田を、コロナ感染から復帰したばかりで連れまわす必要がどこにある。

 しかし、問題はそこではない。それが福岡での石田の不倫疑惑だ。記事には石田が社長宅で地元の25歳の女性と、ずっと手をつなぎ話し込み、一緒に石田の宿泊先のホテルへ! しかも時間差で! というのだ。これはまずいでしょ。

 “不倫は文化”と言っていたのは遠い昔。現在の妻である理子は許さないだろう。コロナ感染を巡り理子との間に亀裂が入ったと自ら語っていた石田だが、この記事を読んで理子はどうするのか。絶体絶命!?

 「週刊女性」前号に掲載された工藤静香特集。夫・木村拓哉と2人の娘のプロデュース能力を検証するという前後編の特集記事だが、今回は後編。前編では工藤の男遍歴から工藤のプロデュース能力を探るというすごい切り口だったが、今回はいよいよキムタク編。SMAP騒動の際、夫の独立を阻止したのが工藤だったことは有名だが、それ以前のメリー喜多川への食い込みがすごかった。長女が生まれた時、自分やキムタクの親より先にメリー氏に報告し、駆け付けたメリー氏に赤ちゃんを抱っこさせた――。知らなかった。工藤静香、最強だ。

神林広恵(ライター)

伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」(噂の真相)の元デスク。著書に『噂の女』(幻冬舎)、共著に"『日本を脅かす! 原発の深い闇』『木嶋佳苗 法廷証言』(共に宝島SUGOI文庫)などがある。

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最終更新:2020/08/04 21:00
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