玉木宏主演『竜の道』、『ウロボロス』『流星の絆』の二番煎じ!? 初回放送に「見たことある」の声続出
7月28日、玉木宏が主演を務める連続ドラマ『竜の道 二つの顔の復讐者』(フジテレビ系)の初回が2時間スペシャルで放送され、平均視聴率は9.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。ネット上では「惹きつけられた」「好き嫌いがわかれる」とさまざまな声が上がっている。
同ドラマは、2015年に亡くなった作家・白川道氏による未完の小説『竜の道』シリーズ(幻冬舎)が原作。主人公・矢端竜一(玉木)と弟・竜二(高橋一生)の双子の兄弟が、幼い頃に養父母を死に追いやった運送会社社長・霧島源平(遠藤憲一)へ復讐するサスペンス・ミステリーだ。2人の妹・吉江美沙を松本穂香が演じている。
「第1話は、竜二が竜一にボコボコに殴られて射殺されるという、衝撃的なシーンからスタート。その後、物語は過去にさかのぼり、22歳のときに火事で焼死したはずの竜一が、顔を整形して竜二の元を訪れ、養父母の仇を討つために別人として生きる道を選んだことを告白。そうして2人は霧島への復讐を誓い合うが、巨大ヤクザ組織会長・曽根村始(西郷輝彦)に邪魔をされ、一度目の計画は失敗。それから数年後、竜一はITコンサルタント会社・UDコーポレーション社長の和田猛と名前を変え、国土交通省のエリート官僚である竜二とともに、再び霧島を追い詰めていく……という展開でした」(芸能ライター)
スピード感あふれる展開に、ネット上では「なかなか面白い」「良かった」と好意的な声が集まっていた一方、「初っ端から激しい」「バイオレンスものは苦手」「最初のシーンで引いた」という声も。さらには、「どこかで見たことあるような話」と、TBS系列で過去に放送された連続ドラマ『ウロボロス~この愛こそ、正義。』(2015年1月期)や『流星の絆』(08年10月期)との類似性を指摘する声も多い。
「新型コロナウイルス感染拡大の影響で放送開始が延期されていた各局の新ドラマが続々と出揃い始め、どの作品も初回視聴率10%超えの好スタートを切っている中、現状は『竜の道』だけが1桁台と苦戦。『かつて大切な人を殺された子どもたちが、犯人に復讐する』というストーリー設定が、『ウロボロス』や『流星の絆』と似ているということは放送前から指摘されていたため、それが影響して視聴をやめてしまった人も少なからずいるでしょう。ただ、ネット上では『イケメンが2人も揃ってて眼福』『2人とも良い声してるな~』と、女性視聴者を中心に心をつかんでいたようで、今後の展開次第では巻き返しも期待できそうです」(同)
なお、源平の妻役を斉藤由貴、その娘役として松本まりかが名を連ねており、竜二の会社で働く謎の女を奈緒が演じている。ネット上では「キャストが豪華」「女性陣がいい味出してきそう」という声もあるだけに、今後の視聴率推移に要注目だ。