「ジャニーズ枠やから中居が遠慮」明石家さんま、『ラブメイト』中止理由に「何言ってんの?」とSMAPファン激怒
毎年、フジテレビ系列で放送されている恒例の特番『FNS27時間テレビ』。今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響により、制作が中止となることが明らかになっているが、名物コーナー「さんま・中居の今夜も眠れない」も、見送りになったという。明石家さんまは中居正広のジャニーズ事務所退所に一因があると話すも、ネットユーザーからは手厳しい指摘が続出している。
2000年に始まった「さんま・中居の今夜も眠れない」は、さんまと中居が好みの女性や恋愛について赤裸々トークする『27時間テレビ』の名物コーナー。当初、中居が「さんまさんと、深夜の時間帯で番組がやりたい」と希望してスタートしたもので、さんまが「気になった女性」を紹介するメイン企画「ラブメイト10」などが人気を博した。しかし、このコンビによる同コーナーは16年が最後となり、17年・18年は放送されず。昨年、「明石家さんまのラブメイト10」と改題して復活するも、中居の姿はなく、今田耕司とナインティナイン・岡村隆史がコーナーに参加したのだった。
「中居の最後の出演となった16年は、さんまがSMAPの解散騒動に関する話題を何度も振り、例年以上に大きな注目が集まった回でした。さんまは、元SMAP・木村拓哉とプライベートでも親交があることから『お前はなんか、俺を“木村派”みたいな目で見てるやん』と中居にけしかけ、中居が『僕なんか“派”もない。考えたこともないですし、僕ら5人も派閥もなんもないですよ。敏感になりすぎですよ』と、冷静に対応。また、さんまは『飯島さんはどうしてはるの?』と、同年1月の解散騒動が原因でジャニーズを退社したとされている元SMAPのチーフマネジャー・飯島三智氏の名前を出す場面もあったんです。結局、これが最後の『さんま・中居の今夜も眠れない』の放送となり、昨年の『明石家さんまのラブメイト10』では、さんまが中居が不在の理由に触れることはありませんでした」(ジャニーズに詳しい記者)
そんな中、7月4日放送のラジオ番組『MBSヤングタウン土曜日』(MBSラジオ)で、さんまが「さんま・中居の今夜も眠れない」について言及。「ラブメイト10」では女優・綾瀬はるかが毎年のようにランキング入りしていたが、2日発売の「女性セブン」(小学館)が韓国俳優のノ・ミヌとの熱愛をスクープした。これを受けてリスナーから「『27時間テレビ』がない今年、さんまさんの今の『ラブメイト10』が気になります」という質問が寄せられたのだ。
さんまは「今年はもう、やらないから。『27時間テレビ』ないから。それで、『あのコーナーだけでもやろうよ』と。『さんま・中居の今夜は眠れない』。ほんなら、中居が事務所、ああいうこと(退所)になって。えー、そういうこともできず」と、ポロリ。レギュラーの村上ショージが「できないんですか?」と聞き返すと、「そうやねん。まぁ、言うたらできるやろうけど、ジャニーズの枠やからな、一応。最初は。ジャニーズの枠やから、そこは中居も遠慮しとんのか」と、推測した。
ここで、村上が「そこに木村さんが入ってくわけにいかないんですね?」と口を挟めば、さんまは「これが一番いけないねん。そこ、それは言うたんや。言うた。言うた」と告白。一体、さんまが木村の起用をどこに掛け合ったのかは不明ながら、ひとまず今年の「ラブメイト10」は実現しないようだ。とはいえ、前述の通り、同コーナーは16年の放送が最後で、タイトルを変えて昨年に復活。中居の退所と直接的にどう関係があるのか、疑問の声が続出している。
さんまの発言に対し、SMAPファンは「さんま、何言ってるの? 去年、中居くん以外の人たちとやったんだから、すでに『ジャニーズ枠』じゃないじゃん」「もし『ジャニーズ枠』が本当だとしても、時間帯を変えて『吉本枠』でやればいい」「中居くんのせいにしないでほしい」「事実かどうかわからないことを一方的にベラベラしゃべるのは、さんまのよくないところ」と、怒りを露わにしていた。
「中居のレギュラー番組は『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)『中居正広のニュースな会』(テレビ朝日系)をはじめ、ジャニーズ退所後も継続しています。そんな状況にも限らず、ジャニーズ側が『さんま・中居の今夜も眠れない』にNGを出すとは考えにくい。もし実際は中居が企画実施に前向きで、元事務所のジャニーズも賛成しているのであれば、さんまの『ジャニーズの枠だからできない』といった主張は、双方にとっても迷惑な話なのでは。また、そもそも『ラブメイト10』に関しては、『女性の査定は時代に合わない』『このご時世に需要ないのでは』『男性が女性をジャッジするっていうコーナーの趣旨が時代と合わなくなってきたから、やめ時でしょ』と、コンセプト自体を疑問視する声も上がっています」(同)
さんまの相棒だった中居はコーナーの復活を望んでいるのかどうか、本人の胸中が気になるところだ。