コラム
仁科友里「女のための有名人深読み週報」

手越祐也、“キャバクラ手越”報道への弁明を聞き「オトナとしてやっていけない」と感じたワケ

2020/06/25 21:00
仁科友里(ライター)

 「嘘も方便」ということわざがある通り、嘘は必ずしも悪いものではないし、特に大人の世界では嘘をつかねばならない時もある。「嘘がつけない」のなら、嘘をつかなくてもいいように清廉潔白を心がける必要があるだろう。もし嘘をつかねばならないなら、細部までしっかり作りこんで、スキがあってはいけない。もしくは悪いことをしたら素直に謝り、かつ許されるという一流のかわいげを身に着けるしかない。嘘はつけない、でも謝るのも嫌では、オトナとしてやっていけないだろう。

 手越はポジティブなキャラで売っているそうだが、記者会見の様子を見ている分には、本当は暗いのに自分を鼓舞して無理に明るくしているようにも感じられた。これは私の直感でしかないが、他人にはちゃんと嘘をつき、でも、自分に嘘をつかず、体に気を付けて頑張っていただきたい。そうでないと、NEWSのファンは浮かばれないよ。

仁科友里(ライター)

1974年生まれ、フリーライター。2006年、自身のOL体験を元にしたエッセイ『もさ子の女たるもの』(宙出版)でデビュー。現在は、芸能人にまつわるコラムを週刊誌などで執筆中。気になるタレントは小島慶子。著書に『間違いだらけの婚活にサヨナラ!』(主婦と生活社)、『確実にモテる 世界一シンプルなホメる技術』(アスペクト)。

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最終更新:2020/06/25 21:00
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