榎本加奈子、『行列』で「専業主婦として夫・子ども支える日々」と明かすも……「不倫略奪婚」「美談にならない」と厳しい声
“ハマの大魔神”の愛称で親しまれた元プロ野球選手・佐々木主浩の妻で、元女優の榎本加奈子が、かつての“不倫略奪愛”を蒸し返されるなど、ネット上でちょっとした騒ぎになっている。
事の発端は6月14日に放送された『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)。番組の中で、3時のヒロイン・福田麻貴が、「憧れの人」として榎本の名を挙げたことにより、彼女の若手女優時代から佐々木との結婚・引退までがVTRで紹介されたほか、福田への「この度は好きな芸能人に榎本加奈子を挙げていただき本当にうれしく思っています」「プロ野球選手だった佐々木主浩さんと結婚し芸能活動を辞め家に入る決断をしました 専業主婦として夫・子どもを支える日々です」という手紙も読まれたが……。
「2人の結婚を美化するような番組の構成や手紙内容に、視聴者の厳しいツッコミが飛びました。というのも、榎本と佐々木は、不倫略奪愛の末に結婚したという経緯があるから。佐々木は、元アイドルの前妻・清水香織と婚姻関係にあった2004年、榎本との不倫交際が発覚し、翌年離婚。その後1カ月足らずで、榎本が男児を出産して再婚という異例の展開となり、当時は、週刊誌やワイドショーでも不倫略奪愛と騒がれました」(芸能ライター)
SNSやニュースサイトのコメント欄には、「不倫して家庭をぶっ壊して、今は幸せ? どう転んでもイカレた人だったんだな」「アンジャッシュ・渡部建の不倫騒動の中、よりによって『行列』でこの取り上げられ方は……」など、シビアな声が多数見受けられた。
一方で、「不倫略奪婚だとしても、15年も続いているのなら、この結婚は正解だったのでは」などと佐々木と榎本を擁護する声も見られるが、前出の芸能ライターは「佐々木と清水の間に生まれた2人の子どもにとっては複雑な思いを抱えた15年だったはず」とこれを否定する。
「実は清水との間に生まれた佐々木の長女と、榎本の間には、確執のウワサがありました。14年、『週刊文春』に掲載された長女のインタビュー記事によると、当初榎本と長女は同居していたものの、榎本から実母との連絡を禁じられたほか、『一緒に住めない』と突き放され、一時、祖母の家に身を置いていたこと、さらには確執の末に、自殺未遂を図ったとのこと。どこまでが本当の話かはわかりませんが、再婚の経緯などを考えれば、榎本と長女の間に深い溝が生じていたことは想像に難くありません。そういった点からも、佐々木と榎本の結婚が美談化されることには抵抗を覚えますね」(同)
榎本は現在、スープカレー屋を展開し、実業家としても活躍中。佐々木も馬主として競馬界で輝かしい成績を残している。しかし、諸事情を知る関係者や視聴者は、2人の幸せアピールに大きな違和感を抱いてしまうのは致し方ないことだろう。