カラテカ・入江慎也、1年ぶりツイートが示す「相思相愛」コンビぶり――「いずれは再始動も」と関係者
反社会的勢力のパーティーに芸人仲間を仲介したとして、吉本興業から契約解除されたカラテカの入江慎也が、処分を受けてからちょうど1年がたった6月4日、突如Twitterを更新。騒動について改めて謝罪し、「吉本興業を解雇になった後、清掃業のアルバイトをしてきました。この経験を自分の会社に活かし、引き続き、真摯に仕事に励んでまいる所存です」と、決意を新たにした。また翌日には、相方の矢部太郎が入江の投稿をリツイートし、「入江君が新しい一歩を踏み出しました。見守っていきたいと思います」と意思表明している。
昨年6月、吉本芸人らをめぐる闇営業問題は、社会問題にまで発展する騒動となった。そして、その引き金となったのが、入江の吉本解雇発表だったという。
「騒動の発端となったのは、『フライデー』(講談社)に掲載された、入江が大規模振り込め詐欺グループの忘年会に、雨上がり決死隊・宮迫博之などの吉本芸人をキャスティングしたという記事。実は同誌発売の直前まで、多くのメディアはこの報道を『スルー予定』でした。というのも、問題の反社会的勢力の忘年会があったのは、当時から5年も前の話で、今さら騒ぎ立てる必要もないのでは……という声が強かったんです。しかし、吉本が入江の契約解除を発表したことで、一気に報道合戦が勃発しました」(テレビ局関係者)
宮迫をはじめ、ロンドンブーツ1号2号の田村亮など、闇営業に関わった芸人たちはみな芸能活動を再開している中で、唯一芸能界から去っていった入江。Twitterでの近況報告に1年も間を置いたのは、本人なりのみそぎと言われているようだ。
また、Twitterの更新を報じた一部メディアでは「元カラテカ」と表記されているものの、実際にコンビはいまだ“健在”なのだという。
「入江のTwitterアカウントは『カラテカ入江』名義のままだし、吉本の公式サイトでも、相方の矢部は『カラテカ矢部太郎』と表記されています。実は入江の契約解除時点で、コンビの解散について話し合いが行われたそうですが、そこで解散を拒否したのは他ならぬ矢部だったといいます」(スポーツ紙記者)
コンビで目立っていたのは、明らかに入江の方だったが、矢部は2016年より執筆している漫画『大家さんと僕』(新潮社)の大ヒットにより、一躍時の人に。
「それでも、矢部としては『現在の自分があるのはカラテカ、そして入江のおかげ』という思いが強く、『コンビを解散するなら、自分も吉本を去る』とまで考えていたそうです。その結果、雨上がり決死隊の蛍原徹と同じように、自分は吉本所属のまま、相方はフリーになるも、コンビ自体は継続という形となりました」(同)
しかし、もはや“風前の灯火”状態の雨上がりとは違い、カラテカには再始動の可能性が十二分に残されているそうだ。
「蛍原はすでに宮迫を見限りつつある状況ですが、カラテカは相変わらず、相思相愛のままと聞いています。今回のツイートにしても、入江は事前に矢部や吉本関係者にも話を通し、了承を得ているらしく、元事務所との関係性も良好となりつつある。吉本に戻ることはなくとも、いずれは何らかの形で、カラテカは再始動することになるはず」(同)
入江のTwitterには、復帰を希望するコメントが殺到中。1年という長い時間をかけて、ようやく闇営業騒動も決着を迎えつつあると言えるかもしれない。