人気YouTuber・ヒカキン、「マスクしてない人」を指摘も「熱中症のリスクある」「強制する人が出そう」と懸念の声
5月25日に緊急事態宣言が解除された後も、新たな新型コロナウイルス感染者が連日報告されている東京都。そんな現状について、人気YouTuber・HIKAKIN(ヒカキン)の発言した一言が、ネット上で物議を醸しているという。
ヒカキンは6月3日夜、自身のTwitterを更新し「コンビニで買い物するために夜外出たら、すれ違う人たち半分くらいマスクしてない。。。」「東京、意識を高く持って欲しいねぇ」と、都民に感染防止を訴えた
「この投稿は、5日午後6時の時点で約2万リツイートと15.7万のいいねを集めるなど、ネット上で話題になりました。『マスクをしない人が多いから、まだ感染者がいるんだろうな』『マナーとしてマスクはするべきだよね』といった賛同が多い一方、『暑くなってきたし、熱中症のリスクも考えたほうがいい』『肌荒れとかで、マスクをつけるのがしんどいっていう人がいるのも理解して』との意見も寄せられ、賛否両論となっています」(芸能ライター)
さらに、「人が密集しない夜間だったら、マスクをしなくても問題ないのでは?」「これからの季節、マスクしてないから『意識が低い』と決めつけるのもどうかな……」といった指摘もある。
「マスクによる熱中症のリスクについては、5月26日に厚生労働省が発表した『「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイント』で言及されています。この中では、気温や湿度が高い状況でマスクを着けると熱中症のリスクが上昇するため、『屋外で人と十分な距離(少なくとも2m以上)が確保できる場合には、マスクをはずすようにしましょう』と書かれています。ヒカキンがどういった状況を見たのか、詳しくはわからないものの、政府が『条件によってはマスクをはずしてよい』としているため、誤解を招く発言だったかもしれませんね」(同)
ネット上では「ヒカキンがこういう発言すると、マスクをつけるように強制する人がいっぱい出てきそう」「“自粛警察”みたいな騒動が、今度はマスクで起こるかも」「熱中症になってもマスクをしてなきゃいけない、なんてことになったら本当に困る」と、懸念の声も上がっている。
季節を問わず、今後も新型コロナウイルスに感染しない・させない注意は必要であり、ヒカキンのように影響力を持つ人が呼びかけを行うことも大事だろう。だからこそ、新しい情報を取り入れ、あらゆる可能性を考えて発信する責任があるのではないだろうか。