サイゾーウーマン芸能韓流Jazzy HiphopのK-Pop20曲を解説 芸能 [コラム]K-POPタテ・ヨコ・ナナメ斬り EXO・ベッキョン「Bungee」、BTS、BAPほか……Jazzy HiphopのK-Pop20曲を解説! 2020/06/03 19:00 e_e_li_c_a K-POPタテ・ヨコ・ナナメ斬り よりJazzを前面に打ち出した「Jazzy Hiphop」10曲 90年代後半からはよりJazzを前面に打ち出したJazz Rapがたくさんリリースされ、個人的にはこの辺りからをJazzy Hiphopと呼ぶイメージがあります。 ■Youth Explosion – People Under The Stairs (00) ■The Sound Providers – Who Am I? (feat. Grap Luva) (01) ■Asheru & Blue Black – This Is Me (01) ■Nujabes Featuring Shing02 – Luv(sic) (01) ■Jazz Liberatorz – What’s real(feat. Aloe Blacc) (03) 上記に名前のあるNujabesは、2003年に『サムライチャンプルー』という日本のアニメのサウンド制作を担っており、アニメの力を借りて一気に世界中に名前が知れ渡ることとなります。当時は日本人トラックメイカーもかなりシーンに影響を及ぼしており、Five DeezやFat Jon、Pase Rockなど海外のアーティストを客演に呼んだり、Shin-skiやDJ Ryowなどたくさんのトラックメイカーが頭角を現すようになります。 ■Nujabes – Battlecry 03年にはBlue Note RecordsがDJのMadlibに楽曲使用許可を出し、『Shades Of Blue: Madlib Invades Blue Note(ブルーノート帝国への侵略)』という、新たな視点からBlue noteの再構築を試みたアルバムがリリースされます。こちらも1曲しか挙げませんが、是非アルバムを聴いて頂きたいです。 Apple Spotify ■Madlib – Slim’s Return (03) Madlibは翌年04年にラッパーのMF Doomとの共同プロジェクトをMadvillainと名付け、『Madvillainy』というアルバムを出します。いわゆるJazzy Hiphopのような楽曲もあれば、後のLo-fi Hiphop、Chillhopと呼ばれるような楽曲もあり、Lo-fi Hiphopの元祖と言われるアルバムとなります。 ■Madvillain – Raid ■Madvillain – Bistro 次のページ 「Lo-Fi」Hiphopと「Chill」Hiphop 前のページ12345次のページ 楽天 【輸入盤】2NDミニ・アルバム:ディライト 関連記事 K-Popアイドルいま注目のラップ人材、15曲! ソテジワアイドゥルからMCNDまで、韓国ラップ重要まとめNCT127から紐解くK-POPとBig beat/Digital Rockジャンル――The Prodigy・80KIDZほか18曲BTS、NCT、PRODUCE48ほか……K-POPのメジャージャンル「Moombahton」を知る21曲2019年のK-POPシーンを振り返る――日本語楽曲のクオリティが急上昇、EDMはジャンル定着SHINee・EXO・NCTの「SuperM」は楽曲もスゴい! K-POPの「Juke」に驚嘆のワケ