サイゾーウーマンコラム仁科友里「女のための有名人深読み週報」石田純一の「カネ」への態度 コラム 女のための有名人深読み週報 石田純一、「カネ」への態度に見る人となり……息子への「お金だけが人生じゃない」という言葉に思うこと 2020/05/21 21:00 仁科友里(ライター) 女のための有名人深読み週報 カネに翻弄され続けてきた石田純一 おそらく、社会的地位や経済的繁栄を追い求めるより、大事なことがあると言いたかったのだと思われるが、カネと言えば、石田の金銭的な浮き沈みをご存じだろうか。 石田は3回結婚しているが、2回目の結婚相手は女優・松原千明で、その娘が現在女優として活躍するすみれである。松原との結婚の最中、石田はモデル・長谷川理恵と不倫関係に陥る。ワイドショーのリポーターに追いかけられたときに、石田は「不倫は文化」と発言し、猛バッシングされた。3月放送の『おかべろ』(関西テレビ)によると、すみれは小学校受験の親子面接の際に、面接官から「不倫は文化なんですか?」と発言を蒸し返され、結局不合格になったという。 その後、マスコミから逃げるようにハワイに渡った松原とすみれだが、すみれがオバマ元大統領の出身校である名門高校に合格すると、石田からカルティエの時計をプレゼントされたたそうだ。番組名は失念したが、すみれが「パパはこういう目立つことをするのが好き。時計より、お金を送ってくれるほうがありがたかった」などと、父との間に金銭的なしこりがあることを思わせるような発言をしていた記憶がある。 この件と関係があるとは断言できないが、2013年放送の『金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)に出演した石田は、不倫騒動の影響で仕事が激減、副業として開いていたタオルショップも閉店に追いこまれ、多額の借金を背負ったことを告白していた。そのせいで養育費も払えなくなり、松原に減額を申し出たというから、相当困っていたのだろう。 一方のすみれは、授業料が年間500万かかる全米屈指の名門大学に進学したいと願うようになる。母親である松原は「家を売ってでも、進学させてあげる」と言ってくれたが、それだけは避けたいとの思いから、17歳のすみれは、石田に援助を頼んだと、15年5月15日放送の『気まずい二人が久しぶりに会ってみました』(フジテレビ系)で明かしていた。石田が快く応じたと美談になっていたが、親が子どもの学費を出すのは「当たり前」と言えるだろう。すみれが意を決して頼みごとをしたのは、石田がそもそもカネを出したがらないことを知っていたからではないだろうか。 そのほかにも、石田は現在の妻であるタレント・東尾理子に何の相談もなく冷麺の店をオープンし、お金が足りなくなったのか、保証人の欄にサインをするように求めてきたと、理子が一昨年放送の『梅沢富美男のズバっと聞きます』(フジテレビ系)で明かしていた。店がテレビで紹介されたことで客が増え、2号店を出すことにも意欲的だそうだが、理子に直接的な報告や相談はしていないらしい。 このように見ていくと、石田は松原との結婚時から今に至るまで、副業と金欠を繰り返していると言えるのではないだろうか。芸能界は浮き沈みが激しいから、副業をして備えているのだろうが、結果的に、「お金だけが人生じゃない」という割に、カネに振り回されているように感じられるのだ。石田のカネにまつわるエピソードから判断すると、派手好みで、自己中心的なところがあると言えるのではないか。 次のページ 石田純一の切り札は…… 前のページ123次のページ Yahoo 石田純一お金のくどき方 関連記事 壇蜜、「若い子好きの夫」に不安を抱く妻に助言も……「悩み相談の名手らしからぬ」と感じたワケブルゾンちえみの「ヴィーガン告白」に考える、「面倒くさがられること」を受け入れる大切さフジモンこと藤本敏史が、離婚で失ったモノ……木下優樹菜は「水戸黄門の印籠」だった?松嶋尚美、「昨日、家で友達と遊んだ」発言で批判の嵐も……彼女は「天然」ではなく「策士」と感じるワケ藤原紀香、新型コロナ感染拡大に「地球よーごめんね」……「誰も傷つけない」発言の妙