KinKi Kids・堂本剛、ファンの言葉に感極まり「涙を流して」放送! 胸を打たれたと大反響
KinKi Kids・堂本剛がパーソナリティを務めるラジオ番組『堂本 剛とFashion & Music Book』(bayfm)。5月16日放送回では、リスナーから届いたお便りを読み上げるうち、堂本が声を詰まらせる一幕があった。
新型コロナウイルスの蔓延により、この日のオンエアーは「職場や自宅での過ごし方」とのテーマでメールを募集。あるリスナーは「剛くんの話し方は優しいので、布団にくるまってラジオを聞いていると、一方的ですが、つながっているような気がして幸せな時間をもらっている」など感想を寄せた。「自粛でイライラしている一部のお客さんにキツく言われたりすることが増えて、今日も嫌な気持ちになっていたんですけど、これでまた1週間頑張れます。剛くんもどうぞご自愛ください」と、最後には堂本にメッセージの言葉も。しかし堂本は、「つながっているような気がして」の一文を読んだあたりで涙声になってしまい、読み終えると自身の思いを語りだした。
「自分が今できることっていうのは、いろいろ行動を起こしたり、いろいろなアクションを起こしたりするっていうことも、もちろん大事だとは思うんですけれども。こうやってラジオだったり、自分の人生に寄り添ってくださっている方々、そしてこうやって『つながっている』っていうふうに言ってくださったりする、そのぬくもりを分かち合える。そういう空間だったり、そういう場で深く寄り添い合うことっていうのが、できたらいいなぁと思って、僕はいろいろ過ごしてるんですね」
と、穏やかな口調でコメント。新型コロナウイルスは未知のウイルスであるだけに、「これから、どんなふうになっていくかっていうことは、わからない」と前置きしながらも、
「明るい未来を、やっぱり心と頭の中でイメージして。この体全身で想像して。そこにたどり着けるように、やっぱり生きていく。今、こうやって『つながっているように思います』って言ってくださったから。ごめんなさいね、ちょっと涙声には、なっちゃいましたけれども。そういう……寄り添い合うことっていうのが、やっぱり今、大事だと思います」
と、リスナーの言葉が心に響いたと打ち明けた。また、このような現状で不安を抱えているのは、リスナーだけではなく、「僕も僕で、ホント不安なことはいっぱいあります」と共感を示した堂本。「これはみんながそうだからね。その不安にみんなで寄り添い合いながら、輝かしい平和な場所へたどり着けることを確信して。前向きに力強く、優しく生きていけたらなというふうに思っております」と、決意を込めた。
なお、次のメールに移る前にも「すいませんね、ちょっとメール……あの……読んでたら、皆さん頑張ってらっしゃること、闘ってらっしゃることっていうのがホントにね、伝わってきちゃって。すみません、なんかこう……自分がこうやってね、あの、感極まってちゃいけないんですけど。看護師さんのお便りがスゴく多かったんで」と、コロナ禍の最前線に立つリスナーに感情移入してしまったことを詫びていた。
そんな中、看護師の方からの「もう一度人生をやり直せるなら、剛くんはどんな職業に就いていたいですか? 私はこんな状況ですが、やはり看護師として働きたいと思います」という質問のお便りを紹介。堂本は「この最後の思いはスゴい……」とつぶやいた後、しばし沈黙。慎重に言葉を選んでいる間に、鼻をすすっている音も聞こえていた。そして、落ち着きを取り戻すると、「僕は音楽、好きだから、音楽を届けたいなとか思う。なかなかそういうコンテンツ、ツールっていうものが誰もが使えるわけじゃないから。うまく皆さんには届けられないけれども」と切り出した。