【ジャニーズJr.チャンネル便り】

Travis Japan初リモート動画が「マジで最高」と大好評、美 少年は「イカれた企画」に辛辣な声【ジャニーズJr.チャンネル週報】

2020/05/17 21:00
中村チズ子(ライター)

美 少年、「イカれた企画」が賛否両論

 9日の動画は「美 少年【ダンス動画?】水中で『Cosmic Melody』踊ってみた!驚いた!」。概要欄によると、これは「3月に撮影されたもの」だといい、室内プールにて撮影を行っている(すでに新型コロナウイルスの感染拡大が心配されていた時期ではあるが……)。そんな今回は、彼らのオリジナル曲「Cosmic Melody」を“水中で踊ってみよう”という企画。思わず、浮所飛貴が「イカれた企画考えましたね」と漏らすと、進行役の岩崎大昇は「イカれた企画ですけど、さらに(ルールが)イカれてる。自分のパートになるまで、水中に潜る」と、説明した。

 当初、「音楽はスタートだけ聞くことができる」との条件下で挑戦してみるも、6人の動きはバラバラで、周囲を見渡して探り探のダンスが続く。1分52秒頃は、「これは…一体何を見せられているのか…」と、スタッフの心の声がテロップで表示されていたが、筆者は「それはこっちのセリフだよ!」と、ツッコミを入れたい気持ちになった。一応、美 少年はやり遂げようと頑張っていたが、「どうですか?」(浮所)と聞かれたスタッフは「これ、企画にならない気がする」と笑う始末。1回目の映像を確認した際、メンバーは「もたないな」(浮所)「ヤバいわ」(那須雄登)「地獄映像だわ」(佐藤龍我)と、危機感を抱いたようだった。

 2回目は「音楽はずっと流しておく」とルールを変更し、開始前に浮所が「いくよ!」と、5人に発破をかける。撮影状況に対して「もたない」と冷静に判断した上に、不安が募る中で積極的に声を出して仲間を盛り上げる姿は好印象だ。しかし、相変わらずのグダグダぶりで、「やはり企画にちょっと無理がありました」(テロップ)と、自分たちの落ち度を認めるスタッフ。ここで、浮所が「1ニョッキ、2ニョッキやる?」と提案したことから、「というわけでね、さっき『Cosmic Melody』を水中で踊ってみたんですけど、非常に面白くない」(岩崎)「悲惨やったな」(藤井直樹)「ニョッキやります!」(岩崎)と、すんなり企画変更となった(こういう切り替えの早さは素晴らしい)。

 水中で「たけのこニョッキ」ゲームを楽しんだ後、罰ゲームのスペシャルドリンクでは主に浮所&岩崎が「本当に無理!」(浮所)「待って、無理だ! 俺、待って、無理だ! 俺、トラウマだ! なんかたぶんこのニオイに……」「怖くて入れられないよ、口の中に!」(岩崎)などと動揺。相当、おいしくなかったのか、2人はカメラ前から逃走してギブアップしていたほどだ。また、最後は「おまけ」として、佐藤・浮所・那須チーム、藤井・金指一世・岩崎チームに分かれてリレー対決を実施。残念ながら浮所はややフライング気味だったが、特に指摘は入らずに勝敗が決まっていた。


 この動画を受け、「美Tubeで過去イチ笑った」「『企画にならない』とか『おもしろくない』って言ってるけど、笑いすぎて呼吸困難になった!」「初見だけど、カオスすぎてめっちゃ面白かった」「美Tube、カオスすぎるけど、ツッコミどころ満載で面白い」「水中コズメロがカオスすぎ。本人たちが至って真剣なのもまた笑える」と、好意的なコメントも少なくない。

 一方、本題の企画発案者はスタッフだとみられるため、「企画を考えて編集するのが『Jr.チャンネル』スタッフの仕事だから……さすがにもう少し工夫してほしい」「グダグダだし、クソ企画じゃない? スタッフは面白い企画を考えようという気持ちがある?」「内容が面白くないのはいつものことだけど、テロップがいちいちウザい」「ところどころでメンバーをバカにしているような編集がちょっと……本人たちにも問題はあると思うけど、企画が面白くなかったのを、美 少年のせいにしてるみたいに感じる」と、容赦ない声が噴出。さらには罰ゲームに関して、「最近、罰ゲームが多いと思う。美 少年がつらそうな姿を見るのはイヤ」「美Tubeのスタッフは、10代のアイドルにマズい飲み物ばっか飲ませて何がしたいの?」「ファンは美 少年が罰ゲームのジュースで苦しんでいる顔よりも、ご褒美とかで喜んでいる顔が見たい」と、辛らつな書き込みも。

 こうしたスタッフ・編集サイドへの批判とは対照的に、「自分はそもそも美 少年にバラエティー能力が足りないと思う」「一番の原因は美 少年たちだと思う。『スタッフが~』とか言うより、どのメンバーも面白くないもん」「本人たちにもそれなりに原因はある。面白くしようという努力が見受けられない」「美 少年にはツッコミがいないから、スタッフのテロップで成り立っているところもあるし……」と、出演者側にも問題があると、深刻に捉える意見もあった。

 企画を絞り出す苦労がある点は理解したいが、6人の特性を生かす内容を考えるのも、“大人”の役目ではないだろうか。もう少しファンの要望を参考にするか、メンバーを中心にテーマを決めるといった対応策を視野に入れるべきなのかもしれない。なお、需要が高いとみられる上半身裸の動画とあって、再生回数は15日時点で35万台と、順調に伸びている。

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