本木雅弘、反町隆史、薬丸裕英……ジャニーズ事務所退所後に成功した芸能人
NHK大河ドラマ『麒麟がくる』の第17話が5月10日に放送され、平均世帯視聴率は14.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。前半最大のクライマックスを迎えたこの日、俳優・本木雅弘の“怪演”がネット上で話題を集めていた。
「本木はもともとジャニーズ事務所の出身で、1982年には“シブがき隊”としてデビューしています。一気にスターダムを駆け上がり、国民的アイドルへと成長しましたが、88年にグループが“解隊”し、本木はジャニーズ事務所を退所。現在の事務所に移籍してからは俳優業が中心となり、国内外で映画賞を多数受賞するほどの活躍を見せてます。ジャニーズ退所後、俳優として地位を築き上げた本木には、『ジャニーズやめてから実力でのし上がってきた感じ。さすがに演技がうまい』『ジャニーズを辞めても成功した、数少ない強者』『実力がある人はどこへ行っても成功するんだね』といった声が寄せられています」(芸能ライター)
俳優でいえば、反町隆史もかつてジャニーズ事務所に所属し、光GENJIのバックダンサーを務めていた。
「ジャニーズ時代の反町は、本名の“野口隆史”で活動していましたね。退所後に事務所を移籍し、現在名で俳優としてデビューを果たしました。以降は97年放送のドラマ『バージンロード』(フジテレビ系)をはじめとするトレンディドラマに数多く出演し、90年代を代表する役者の一人となりました。40代半ばとなった現在は、大人気ドラマ『相棒』(テレビ朝日系)に出演中で、俳優・水谷豊の相棒役として存在感を放っています。ネット上では、『渋い年の取り方している! さすが、元ジャニーズなだけある』『今ジャニーズにいたとしても、飛び抜けてかっこいいだろうなあ』と言われていますね」(同)
先月23日に新型コロナウイルス感染症による肺炎で亡くなった女優・岡江久美子さんと、17年にわたって朝の情報番組『はなまるマーケット』(TBS系)の司会を務めたタレント・薬丸裕英も、シブがき隊の元メンバー。ジャニーズ退所後にはマルチタレントとして活躍する一方で、プライベートでは元歌手の石川秀美と結婚。3男2女の父親としても知られ、一家は現在、ハワイに在住している。
「現在、レギュラー番組を持つ薬丸は毎月2回、ハワイの別宅へ帰っているといいます。自身のブログでも、ハワイの穴場レストランを紹介したり、現地の友人と食事をしたりと、悠々自適な日々を報告しています。ネット上でも『ハワイ移住はジャニーズを辞めたから叶った夢かもね』『仕事もプライベートも充実してる元ジャニタレって珍しいな』『シブがき隊って、ジャニーズ退所後もそれぞれが活躍しててすごい』と驚かれているようです」(同)
3月31日に事務所を退所した中居正広は、現在も冠番組を継続させている。本人の実力さえあれば、ジャニーズ事務所以外の場所でも活躍できるのだろう。