梅原裕一郎、石川界人、武内駿輔……失言で大炎上したイケメン声優たち
人気乙女ゲーム『うたの☆プリンスさまっ♪』シリーズの四ノ宮那月役などで知られるベテラン声優・谷山紀章が、4月23日にTwitterで、新型コロナウイルス感染症をめぐり「ブカンカゼちょろいって思ってる」と投稿。その後、案の定“炎上騒動”に発展し、谷山は当該ツイートを削除した上で、同24日に「余りに無配慮で無知でありました」と謝罪した。
「『ブカンカゼ』は新型コロナウイルス感染症の発生地とされる中国・武漢を非難するかのような言い換えのため『差別的だ』と指摘され、さらに、すでに多くの死者が出ている状況にもかかわらず『ちょろい』と表現したことにも『不謹慎』『何をもってちょろいと言えるのか』『ただの“イキリ”なんだろうけど、それで傷つく人がいるのに』といった批判が殺到していたんです。世界的に深刻な問題となっているコロナを“軽視”するかのような発言は、バッシングを浴びても仕方がなかったのではないでしょうか」(芸能ライター)
谷山のみならず、過去にはさまざまな男性声優たちの発言がネット上を中心に物議を醸してきた。
「イケメン声優として人気を集めている梅原裕一郎は、アイドルプロデュースゲームアプリ『あんさんぶるスターズ!』(同)シリーズの蓮巳敬人役を務めており、5月15日に公開予定だったアニメ映画『サイダーのように言葉が湧き上がる』(新型コロナウイルス感染症拡大の影響で公開延期)では、市川染五郎や杉咲花とともにメインキャストに起用されています。そんな彼は、2018年12月のラジオ番組『宏太朗と裕一郎 ひょろっと男子』(文化放送)で『ファン心理がわからない』と明かし、ファンサービスに関しても『(スタッフに)言われてるからやってる』『感情はない』などとぶっちゃけていました」(同)
さらに、自分とは対照的な“ファンサービスの多い声優”について「この人、いつまでこれやるんだろう」と思っていることも告白。こうした梅原の発言に対し、ネット上では「そう思っててもわざわざ言う必要ある?」「本人がファンサービスを苦手としているのはもういいとして、ほかの声優さんをバカにするのはダメ」「感情を込めてファンサービスしてくれている声優さんに失礼」との苦言が寄せられていた。
「テレビアニメ『ハイキュー!!』(TBS系)の影山飛雄役などで知られる石川界人は、バンダイナムコエンターテインメントによる“日本酒銘柄の擬人化”コンテンツ『神酒ノ尊-ミキノミコト-』のキャラクター声優に起用されていたにもかかわらず、白泉社が配信する『マンガPark』内のラジオ番組『石川界人・中島ヨシキの10分ダベる?』(19年10月配信)で、『糖質制限してるから日本酒飲めない』『(日本酒を飲むなら)ハイボールを飲んで米を食う』といった“日本酒サゲ”トークを連発しました」(マスコミ関係者)
その結果、石川の所属事務所は今年1月、公式サイト上で「本人のラジオ内で一部配慮に欠けた発言があり、その発言に対して不適切との意見があった為、バンダイナムコエンターテインメント様から要請を受け、今回役を降りることとなりました」と、石川の降板を発表。ネット上のファンからは「ダイエットのためで悪気はなかったと思うし、厳しすぎる」という意見もあったが、「スポンサーに迷惑がかかるようなことを言えば、降板になるのは当然」「本人にプロ意識が足りなかったわけだし、残念ながら擁護できない」と厳しい声が寄せられた。
「そのほか、19年にコカインの使用容疑で逮捕されたピエール瀧から、『アナと雪の女王』シリーズのオラフ役を引き継いだことで注目を集めた武内駿輔は、18年からは音楽ユニット・AMADEUSの“Jack Westwood”としても活動しています。同年4月に“Jack Westwood”名義で開設したTwitterで、ファンから『左手薬指の指輪の意味は?』という質問を受けた彼は、『まぁそもそもなんでアイドルじゃないのに気にしなくちゃいけないんだろうね、っていう反骨心と心に決めた女の子がいますよっていう魔除けとしての意味合いもありますが、前者の方が意味合いとしては強いです』と、回答しました」(同)
武内は「正直に生きたい」ともつづっており、「オープンにしてくれたほうが、逆に安心できる」と好感を示すファンもみられたが、「彼女がいるのも聞きたくなかったけど、ファンを魔物扱い!?」「さすがに魔除けはひどい」という悲痛な声も上がっていた。
声優はいまや立派な人気商売。ファンを軽んじるような発言は、百害あって一利なしといえるだろう。