安倍昭恵夫人とスピリチュアルの深いつながり――「五輪イベント」を売り込んだ“教祖様”との蜜月関係
18年3月に長崎県壱岐市の観光大使に就任したhappyですが、同年2月に行われた『天の河伝説』壱岐公演を、昭恵夫人がわざわざ観劇しに来たことは、市内でも話題になったようです。当コラムでも、2人の関係性が大使任命につながったのではないかと触れました。
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ただその後、happyのメッキの剥がれようは、このコラムを読んでいただいている方ならご存じかと思います。大規模スピリチュアルイベント『縄文祭』を18年10月に開催し、壱岐市内の公園を荒らしたことなどが市議会で問題になって、観光大使を解嘱。それなのに、happyは現在までなんの謝罪も言及もせずに、SNSをすべて消してバックレました。
しかし、結局happyはSNSを復活させ、認証と顔写真が必要な“非公開グループ”を主宰しているようです。最近では、このグループの参加者に3000万円を分配すると、自身のブログにつづっていました。「私を投資家にさせてください」とか言ってましたが、ただの信者集めでしょうね。 スピリチュアル的なことを細々とやっているようですが、まさか、昭恵夫人は参加しないですよね……? いや、いつ何があるかわからないので、注視しておこうと思います。
“教祖様”にお墨付きを与える昭恵夫人
どのような立場であろうと、スピリチュアルそのものを好きになったり、頼ったりすることはあるでしょう。でも、そんな純粋さを、“スピ教祖様”は利用します。ツーショット写真とともに「首相夫人がいらっしゃいました!」「イベント開催を直訴しました!」と投稿すれば、たちまち教祖様の求心力も上がり、新たな信者獲得につながってしまうかもしれないのです。昨年、吉本興業所属の芸人さんたちが、反社会的組織の面々と写真を撮って大問題になっていましたが、これと似たものを感じます。昭恵夫人にとって、スピリチュアルは趣味の一環であっても、写真一枚、発言一つで教祖様の“ビジネス”に加担し、太鼓判を押してしまっているのです。
今回の「文春」報道でもわかりますが、世間はこうした怪しいスピリチュアルに対して、かなりの拒絶反応を示し、厳しい意見を浴びせています。昭恵夫人の威光を欲して彼女に近づいた教祖様は、いつ自分が槍玉に挙げられるかわかりませんから、今のうちに、ドクタードルフィンのようなスピっぽい言い訳を考えておいたほうがいいかもしれませんね。