杏、夫・東出昌大に続いて実母ともトラブル……毅然とした意志に勇気づけられるワケ
今週も新型コロナ一色の女性週刊誌。ドラマなどの収録が不可能になっていることも“芸能ネタ”としてさかんに報じられているが、そんな中、放送作家・山田美保子の連載「山田eyeモード」の業界レポートが興味深い。情報番組のコメンテーターも務める山田だが、コロナ対策をもっとも徹底しているのが『バイキング』(フジテレビ系)ではないかと明かしている。出演者のソーシャルディスタンスはもちろん、出演者席は透明なアクリル板で仕切られているのだそう。
確かに、最近の『バイキング』を見ていると、コロナ問題に関して他局に比べても激しくするどい政権批判が多い。その危機感は番組の対応にも現れているのだろう。ひな壇もいち早くなくした。そして司会の坂上忍は4月17日、ブログで緊急事態宣言が解除するまでの収入を寄付すると宣言した。その理由を「もちろん情報番組として発信し続ける、国家権力を国民の皆様が監視する為の、ささやかな橋渡し的役割ということは理解しているのですが、どうにもこうにも、その理由だけでは足りない気持ちになってしまいまして」と記してもいる。
そう考えると司会の坂上の意向が強く働いたのかとも思う。だが、そんな『バイキング』でもコロナから逃れられないのだろうか。本日21日、コメンテータのミッツ・マングローブが体調不良のため自宅待機、番組出演をやめたという報道が。検査はまだ受けられず、またスタジオ出演は3月31日が最後だというが、こうしてコロナ感染やその疑いのある芸能人たちが、それを公表することは、感染拡大防止への意識を高めるためにも重要だ。
そしてこうした有名人コロナ感染公表についても山田はこう記している。
「そもそも、志村けんさんの所属事務所が、プライベートなこととはいえ、公表することに大きな意味があると、われわれに教えてくださったことに心から敬意を表したいと思います。その後、いっきに増えた芸能人や有名人の感染公表も、志村さんのお陰であるかとは思います」
確かに志村の事務所による公表が、のちの芸能人たちへの公表につながった。そして誰にも、その危険性があることを知らしめた(3位に続く)。
コロナ感染を公表した芸能人の1人が石田純一だ。これに関し「週刊女性」が記事にしている。石田が宿泊したホテルやゴルフ場が臨時休業したことを伝えた上で、KARADA内科クリニック佐藤昭裕院長のこんなコメントが。
「どんなに対策をしていても感染してしまう可能性があるのが新型コロナです。完璧に防ぐには、手を使わないで生活するしかありません」
絶句。手洗い、ステイホーム!