【牛丼チェーン】「吉野家」「松屋」「すき家」徹底比較! 管理栄養士が“1位”に選んだ店舗は?
「おいしいごはんが食べたい、でも自炊するのはめんどくさい!」そんなズボラ女子の救世主といえば、コンビニ・ファミレス・ファストフード! 毎日の食事をおいしく楽チンにするため、“お酒とおつまみ大好き”管理栄養士・川村郁子先生に、さまざまなテーマに合わせた「おすすめメニュー」を聞いちゃいます。
新型コロナで需要高まる!? 牛丼チェーン徹底比較!
新型コロナウイルス感染拡大を防ぐための外出自粛が続き、自宅に引きこもる日々が続いている方も多いでしょう。そんな今、大手牛丼チェーン店の業績が上がっているといいます。テイクアウトの需要が増えていることや、手っ取り早くおなかいっぱいになることが、その要因のよう。ということで今回は、管理栄養士の川村先生に、大手牛丼チェーン「吉野家」「松屋」「すき家」を徹底比較していただきました。
――まず、牛丼から摂取できる栄養素には、どんなものがあるのでしょうか?
川村郁子先生(以下、川村) エネルギー源となる炭水化物や脂質、タンパク質はもちろんのこと、牛肉を使っているので鉄や亜鉛、ビタミンB群なども摂取できます。また、玉ねぎの中に含まれているカリウムや食物繊維も一緒に摂ることができます。
――各社の「牛丼(並盛)」を比べたとき、栄養素やカロリーはどこも同じだと考えていいのでしょうか?
川村 内容物が大幅に違うことはなさそうですが、ご飯の量や牛肉の量などすべて微妙に違うので、栄養素やカロリーで優劣をつけるのは難しいですね。逆に言えば、味の好みで選んでもOKということ。私の独断と偏見で、牛丼とサイドメニューに絞って見ながら順位をつけさせていただくとしたら、以下のようになります。
1位:すき家
トッピングメニューが豊富で、野菜をプラスしやすいのが決め手でした。「おろしポン酢牛丼」など、すでに野菜がトッピングされているメニューもあり、栄養を考えてメニュー選びできるのが、とってもいいですね!
2位:吉野家
サラダメニューが複数あり、選べるところが高評価です。また「ライザップ牛サラダ」など、ヘルシー志向の方を意識したメニューがあるのもポイントかと思います。
3位:松屋
「青ネギ」や「生野菜」がサイドメニューにあるのはうれしいですね。松屋は定食メニューがバラエティに富んでいますが、牛丼とサイドメニュー絞って順位をつけると、2社よりは順位が下がります。