サイゾーウーマンカルチャーインタビューアマゾン美容家電の「ヤバい」実態 カルチャー 「レビュー探偵」開発者インタビュー アマゾン、美顔器・スチーマーは45%がアウト!? サクラレビュー判定人が「信じられないくらいヤバい」実態に迫る 2020/04/07 12:00 サイゾーウーマン編集部 インタビュー アマゾンの美顔器は「やばい」 ――アマゾンのカテゴリ別で見て、サクラが多いジャンルはありますか? ゴロリン アマゾンで最大級に危ないカテゴリはイヤホンとされています。今だとブルートゥースイヤホンですね。ほかには、モバイルバッテリー、マウス、ドライブレコーダー。あと、折りたたみ傘はサクラレビューの定番品です。 だいたい、価格が3,000円までのジャンルが危なくて、5,000円を超えるとだいぶサクラは減ります。サクラを発注する業者は、レビュアーに商品を渡しますよね。高額だとプレゼントしにくい事情もあるんではないでしょうか。とはいえ、サイクロン系の掃除機やスマートウォッチといった割りと高額なものもサクラが多いので断言はできませんが。今回、取材に際して調べて驚いたのは美容系のカテゴリです。このジャンルはひどい。 ――美顔器やスチーマー、アイマッサージャーあたりですか? ゴロリン 美顔器はヤバいですよ。バカにしてんのか? ってくらいのサクラの数。今回、美容系に存在する“危険な商品”の割合を出してみました。「レビュー探偵」ではD~F判定にあたる商品で、「購入を推奨しない」ランクです。美顔器やスチーマー、脱毛器などはアマゾンで「理美容家電」カテゴリで扱われていますが、このカテゴリはD~F判定の商品が45%と、信じられないくらいヤバいことが判明しました。アマゾン全体の商品を対象とするとD~F判定は8.3%です。理美容家電の45%は、最大級にヤバいとされるイヤホンに近いようです。僕も驚きました。 ――45%ということは、2〜3つに一つはアウトということですよね。化粧品などのビューティーカテゴリ(ビューティストア)はどんな状況ですか? ゴロリン ビューティーカテゴリは全体で見ると、D~F判定の商品が7.9%で平均並みなのですが、詳細なカテゴリで見るとネイルは20%超え、メイク道具に至っては30%超えと、危険度がかなり高い要注意カテゴリだという結果になりました。 ※サロン・ エステ用品はアマゾンのカテゴリ仕様変更により調査不可能 次のページ 危険な商品を見抜く2つのポイント 前のページ1234次のページ 楽天 amazon 世界最先端の戦略がわかる 関連記事 「花粉を水に変えるマスク」「豊胸術」「ダイエットサプリ」今年、消費者を“ダマした”悪質商品なぜ人は「エセ科学」にハマるのか? マイナスイオンへの“無批判”が孕む危険[朱野帰子インタビュー]「Amazonプライム・ビデオ」「Netflix」「Hulu」おすすめ作品をユーザー100人に本音調査Amazonのサービスにダメ出し! 「転売目的で高額」「説明が不親切」ユーザー100人に本音調査桃、新刊のAmazonレビュー大炎上! 「金の亡者」「尻拭く紙にすら使えない」と星1つの嵐