『恋つづ』最終回15.4%と自己最高も、佐藤健の“ドS”プロポーズに「実際は嫌」「あり得ない」と本音も
上白石萌音、佐藤健が出演する火曜ドラマ『恋はつづくよどこまでも』(TBS系)の最終回が3月17日に放送され、平均視聴率15.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。自己最高を更新し、視聴者からは「天堂ロス」や「恋つづロス」を訴える声が上がっているが、佐藤が演じたドSキャラに、女性視聴者からは「リアルならあり得ない」「実際は嫌」といった本音も聞こえてきている。
同作は、新人看護師の佐倉七瀬(上白石)とドS医師の天堂浬(佐藤)の2人が繰り広げる、病院を舞台にしたラブストーリー。放送回を重ねるごとにドSキャラの天堂にハマる人が続出し、ネット上では2人の胸キュンシーンが毎週話題になっていた。
「最終回では、海外留学をする佐倉を見送りに行った天堂が、空港でティファニーの指輪を取り出し、『戻ってきたら俺と結婚しろ』とプロポーズ。この“上から目線”の愛の告白に、ネット上では『私も天堂先生にこう言われたい人生だった』『天堂先生らしい。最高すぎる!』と羨ましがる視聴者が続出していました」(芸能ライター)
ただ、実際はというと「ドラマだから許される」「現実ではこんな人絶対いやだ」と女性たちの本音は違うようだ。
「あくまでも、ドラマの世界だから楽しめるというだけで、現実は『天堂みたいな人とは付き合えない』『天堂先生みたいな人に「バカ!」って言われたいけど、本気で彼氏に言われたらブチ切れる』と、実際の理想像とは違うという視聴者が多いようです。ちなみに、ラストで天堂が佐倉に渡した婚約指輪は、500万円以上するティファニーの一粒ダイヤ『セッティング エンゲージメント リング プラチナ』ではないかと言われており、『羨ましい!!』『私も欲しい!』という声も上がっています。これはこれで、女性の本音かもしれませんが、一部では、『指輪は自分で選びたい』という声も見受けられましたが……」(同)
佐藤のドS医師役が話題になった一方、毎熊克哉演じる循環器内科の医師・来生晃一も、女性視聴者からの支持率が高く、「天堂派」と「来生派」で人気を二分していた。
「来生は、ドSの天堂とは正反対の“優男”で、佐倉が困っているときにさりげなく手を差し伸べてくれるだけではなく、いざというときにはストレートに告白する“男気”も持っている男性です。そのため、ネット上では、『付き合うなら断然来生先生』『実際にモテるのは来生先生』とも言われていました」(同)
放送開始前は、ゴールデン・プライム帯初主演の上白石が“主演級俳優”の佐藤の相手役を務めるというキャスティングに異論を唱える声も多かったが、終わってみれば、ネット上では「佐倉役、意外とよかった」「この2人で続編が見たい」という声も見受けられる。とはいえ、現実世界ではドSキャラがモテるわけではないということを、世の男性陣はしっかりと理解しておいたほうがよさそうだ。