中居正広の独立で、木村拓哉との不仲説を“無理矢理”にでも払拭したい女性週刊誌
先週に続き、中居正広独立について特集を組んでいる女性週刊誌3誌。しかし、そうそうネタはないらしい。まずは「女性セブン」。「独占内幕」と銘打った中居と木村拓哉“奇跡の交歓”とやらだが、その内容は中居が会見で語った「(木村へのメッセージは)直接、話します」という言葉に対し、キムタクが「それぞれが決めたこれからの人生、お互いに前に進もう」という書面メッセージを出したというもの。うん? これのどこが独占なのか、内幕なのか。
次は「週刊女性」。中居が会見で語ったSMAP再結成の可能性について、その鍵を握るのが1996年に脱退した森且行だとしている。その理由は森が新しい地図や中居だけでなく、キムタクとも仲がよかったから。なんだか無理矢理感が満載だ。
そして「女性自身」。昨年末、新しい地図が出演して話題になった『絶対に笑ってはいけない青春ハイスクール24時!』(日本テレビ系)に、中居がキムタクと出演して元SMAP全員が揃うよう、密かに奔走していたこと(結局は挫折したらしいが)、また中居の新会社に20年来のSMAPマネジャーを出向させたことでSMAP再結成の可能性を残した、などと中居のSMAP愛、SMAP再結成について強調している。これまた本当か!? といった内容だ。
世の中、新型コロナウイルス一色で、ネタがなかったのか。しかし、どうやら女性週刊誌たちは中居とキムタクの不仲説を無理矢理にでも払拭したいということだけはよくわかった。
女性週刊誌が大好きなネタのひとつ、「ドラマの打ち上げ」が新型コロナウイルス騒動の余波で軒並み中止になっているという。朝ドラ『スカーレット』(NHK)もそのひとつ。主演の戸田恵梨香も落胆しているというが、女性週刊誌も落胆しているに違いない。確実に写真が撮れて記事になる“打ち上げネタ”がしばらくなくなっちゃうんだから。