エンリケ、桜井野の花、愛沢えみり……同業者のキャバ嬢たちが語る「レジェンド」の本当の評判
2018年、有名キャバ嬢の自叙伝が次々と発売されたことを契機に、世間の注目を浴び始めたキャバクラ嬢。特にここ1~2年はSNSでのインフルエンサー化が進み、愛沢えみり、桜井野の花、小川えり(エンリケ)……といった、多くのSNSフォロワー数を誇るキャバ嬢たち(元含む)が、テレビ出演、書籍出版、経営に進出など、幅広い活躍を見せている。そんなレジェンド級のキャバ嬢を、同業者はどう見ているのだろうか? 同業者人気の高い、一方でそうでないレジェンドキャバ嬢は誰なのか、その理由とともに聞いてみた。
エンリケ、進撃のノア……同業者に人気のキャバ嬢は?
まず、10代~20代前半のキャバ嬢の間で、真っ先に憧れのレジェンドキャバ嬢として名前が挙がったのは、大阪・北新地「club REIMS」の代表取締役で、キャバ嬢としても働く「進撃のノア」。年収2億円を稼ぐスーパーキャバ嬢として知られている。
「ノアちゃんのSNSはもちろんフォローしていますし、たまに『会えないかな?』と北新地で探しちゃうくらい大好きです。やっぱりほかのレジェンドキャバ嬢に比べ、25歳と圧倒的に若いし、かわいいですよね。スタイルも良いのに、病的な細さではなく、健康的で自然な細さなので憧れます。ノアちゃんを指名しているお客さんに聞いたことがあるのですが、店でもとにかく元気で、彼女が付いている卓はすぐわかると言ってました。私も早く売れて、同じ店で働きたいですね」(21歳・大阪ミナミ勤務)
続いて人気嬢として名前が挙がったのは、現役引退したにもかかわらず、いまだに若いキャバ嬢から圧倒的な人気を誇る大阪・北新地「CLUB MON」の元キャバ嬢で、現在、キャバクラやクラブを展開する「A factory」取締役副社長の「門りょう」。高級シャンパン「アルマンド」を日本一売り上げ、アルマンドから表彰されたことから「アルマンド姉さん」の異名を取る。
「ほかのキャバ嬢はみんな同じような“整形顔”で区別がつかないんですが、門りょうちゃんの顔は個性があって良いと思います。インスタにブランド物をたくさん載せているのも『いかにもキャバ嬢!』って感じで憧れますね。あと、結婚で引退したのもカッコイイなと思いました。今は離婚しちゃったそうですが、副社長に就任したみたいで、男に頼らず生きていくカッコイイ女のお手本ですよね。それに今のキャバ嬢には珍しいギャルってところも好きなので、これからもずっと派手なままで突き進んでほしいです!」(19歳・大阪梅田勤務)
「関西のキャバ嬢といえばこの2人」というイメージが強いものの、その人気はすでに全国区でもダントツなのだろう。
続いては、インスタでの整形公表が話題になった東京・歌舞伎町「桜花」「花音」のオーナー社長「桜井野の花」。自らもキャバ嬢として勤務し、20年1月現在、95カ月連続ナンバー1という偉業を誇っている。
「最初、テレビで見たときは『シモネタばかり言って下品だなぁ……』と思ったのですが、見ているうちにハマっちゃって。インスタのストーリーで、よく質問を受け付けてるんですが、野の花ちゃんの回答が毎回面白いんです。自分のセックスやオナニーの話もあけすけにしてます(笑)。それに、私自身、整形に興味があるので、野の花ちゃんのYoutubeチャンネルも見ています。『二重整形のダウンタイム中で、前が見えない時の過ごし方』とか『失敗した整形』とかも隠さず話してくれるし、自分のこと『ブス』と言っちゃうのも好感が持てますね」(23歳・歌舞伎町勤務)
桜井野の花は、ぶっちゃけトークとぶっ飛びキャラで、若いキャバ嬢に強烈なインパクトを与えている様子。
「トーク術が勉強になる」と人気なのは、名古屋・錦「アールズカフェ」で、7年連続ナンバー1を張り、昨年引退発表したエンリケこと「小川えり」。現役時代、バースデーイベント3日間で、前人未踏の2億5000万円を売り上げ、同業者の度肝を抜いた。
「ルックスや美容系のインフルエンサーとして売るキャバ嬢が多い中、エンリケさんは自ら『顔で売っていない、自分はトーク!』と公言したり、シャンパンを直瓶したり……と、『接客のプロフェッショナルこそ真のキャバ嬢』って感じで好きです。私は自分の顔が好きじゃなくて、子どもの頃いじめられたこともあったので、エンリケさんのようになりたいと思っていろいろ勉強しています。エンリケさんのYouTubeチャンネルも見てるんですが、すごく気さくで人間性が出ていて、なんか味があるんですよね」(27歳・西東京市勤務)