「日本でマスク1万枚爆買い」「武漢に送る」台湾版『花より男子』ヒロイン、本国で大炎上!
新型コロナウイルスの影響でマスクが不足し、早朝から長蛇の列ができる薬局や、高額転売が日々話題になっている。徐々に拡大していく感染、そして花粉症シーズンの到来でますます“マスク難民”が増加する中、お隣の台湾で、とあるタレントが「大炎上」を続けているのはご存じだろうか。
ことの発端は、台湾版「花より男子」で主人公のつくし役を務め、台湾や中国では「大S」というあだ名で親しまれているタレントの徐熙媛(バービィー・スー)と、その夫のSNS投稿だ。1月末に日本を訪れた彼女は、なんと1万枚のマスクを購入。それを全て中国・武漢に寄付するとSNSで発信したのである。
今でこそ日本でもマスク不足が騒がれているが、1月の時点ではまだ薬局に「中国加油」「武漢加油」(編注:加油=「頑張れ」の意)といった激励のPOPが貼られていた時期。しかし、彼女の出身地である台湾は違った。この頃の台湾は、まさに現在の日本と同じくマスク難民が大量発生しており、政府がマスクの輸出を制限しはじめた時期なのだ。
そんな中、彼女は自慢げに「日本で1万枚のマスクをゲット! 全て武漢に送ります!」と投稿したのである。それだけならまだしも、彼女は国民のために輸出制限を行った台湾政府を「人でなし」「愛がない」「人が困っているときは助けるべき」と痛烈に批判した。
これらの言動に、台湾の人々は激怒。「人の国でマスクを爆買いするな!」「これからマスク不足になるだろうに……」といったコメントが大量に寄せられた。そして日本の掲示板・5ちゃんねるに「台湾人女優『日本でマスクを1万枚買い占めて中国に送りました!武漢頑張れ!』」というスレッドが立てられたことを知った台湾のネット民は、「日本でも話題になってる! ざまあみろと言いたいところだがあいつは台湾人じゃない、中国人だって誰か伝えてくれ~!」「日本の皆さんにマスクを返してあげてほしい」と述べるなどとし、大炎上に発展した。