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山下智久、シングル3位発進で……「日本ファンもっと買え!」と中国ファン挑発で紛糾

2019/02/15 08:00
サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman
大陸ファンの資金力と統制と機動力はなめたらあかん

 山下智久にとって約5年半ぶりとなるシングル「Reason/Never Lose」(2月13日発売)が、オリコンデイリーシングルランキングで3位に初登場。初日の売り上げは前作より落ち込み、1位とは20万枚以上も差が離ついているとあり、週間トップは早くも絶望的な状況となっている。発売後はCDを大量購入した中国の山下ファンと、日本のファンたちがSNS上で牽制し合うなど、不穏な空気が漂っているようだ。

 両A面の「Reason/Never Lose」は、アニメ『逆転裁判 ~その『真実』、異議あり!~ Season 2』(日本テレビ系)のオープニングテーマに起用された2曲で、初回生産限定盤A・B、通常盤の3種販売。初日のオリコンデイリーシングルランキング(12日付)では、AKB48の姉妹グループ・STU48の「風を待つ」が25万7,741枚で圧倒的な首位を獲得し、2位はハロー!プロジェクトに所属するJuice=Juiceの「微炭酸 / ポツリと / Good bye & Good luck!」。卒業が決まっているメンバー(梁川奈々美)を含め、現8人体制での最後のシングルとなり、4万9,947枚を売り上げた。そして、山下のシングルは3万7,251枚で3位スタートを切ったが、前作「SUMMER NUDE ’13」(2013年7月)の初日売り上げは4万9,761枚だったため、1万枚以上も低下した形。待望のソロシングルにもかかわらず、勢いが落ちてしまい、ファンはショックを受けている。

「STU48の『風を待つ』は初回限定盤と通常盤のそれぞれType A・B・C・D、劇場盤の計9種で、イベント参加券や生写真といった特典もついています。また、Juice=Juiceの『微炭酸 / ポツリと / Good bye & Good luck!』は初回生産限定盤と通常盤それぞれA・B・C、初回生産限定盤SPの計7種で、1月頃からすでに発売記念イベントを実施するほどの力の入れようでした。2組はグループですが、山下は個人のうえ、販売形態も3種展開ですし、プロモーション活動でのテレビ露出も目立ってなかったんです。昨年11月、山下の約4年ぶりのオリジナルアルバム『UNLEASHED』は初日に5万2,276枚を記録後、週間ランキングでは8.3万枚で1位に輝きました。アルバムが好発進した分、ファンも落差に拍子抜けしてしまったのでしょう」(ジャニーズに詳しい記者)

 12日付のデータが出ると、ネット上のファンは「初日の数字だから今後伸びると信じてるけど……焦るから追加購入する」「ショック……これからも山Pに音楽活動してほしいなら、結果を出さないと!」と、気を引き締めた様子。そんな中、中国の山下ファンがSNSでCDの大量買いを報告し、賛否両論を呼んでいる。箱に入った大量のCDの写真をアップする人、CDが詰め込まれたキャリーケースに、レコードショップのレシートが複数枚写る画像を載せたアカウントもあったとか。

「山下は中国映画『サイバー・ミッション』(日本での公開は1月25日)に出演したほか、昨年6月に中国版Twitter『微博(ウェイボー)』を開設し、中国にも多くのファンが存在しています。そのため、3位という結果を受け、中国出身とみられるファンが『本当に頑張ったのか』などと日本のファンの購買力を疑問視するツイートを投稿。山下のファンは『sweetie』と呼ばれていますが、『私たち中国のsweetiesは1人で数十枚買う。ニューシングルのために1カ月の給料を使った』『日本のsweetiesもっと買ってください! 中国のファンは基本一人で1万ぐらい買います』などと、日本のファンに購買をけしかける内容を投稿し、『日本のsweetiesにがっかりした』『5年ぶりのニューシングルなのに買わない人は本当にsweeties?』と、やや挑発的な書き込みも見受けられます」(同)

 こうした熱心なファンが今回の売り上げに貢献したようだが、大量買い可能な“中国sweetie”や“大人sweetie”と呼ばれるファンと、学生のファンらは意見が対立。「中国sweetieのツイート見てると頭に来る。たくさん購入することがそんなに偉い?」「日本のsweetieをバカにするのはやめて」「買いたくても買えない学生sweetieの気持ちわかる? 購入を強制しないで」と、不快感を露わにしているのだ。一部の人々は少し攻撃的な中国人ファンの呼びかけに辟易するも、「数字が出なければ山Pの活動は減る。ファンが買うしかない。中国sweetieは当たり前のことをキツイ言葉で言ってくれただけ」と、擁護の声も出ていた。

 そして、2日目(13日付)は前日4位だった日本、韓国、中国出身の9人組男性アイドルグループ・PENTAGONのメジャーデビュー曲「COSMO」が1位にジャンプアップし、1万2,168枚を記録。2位は山下で、1万548枚を稼いだ一方、STU48は7,305枚で3位に着いた。また、山下は17年4月期の連続ドラマ『ボク、運命の人です。』(日本テレビ系)で共演したKAT-TUN・亀梨和也と「亀と山P」名義でシングル「背中越しのチャンス」をリリースしており、亀梨とはプライベートでも仲が良いことはファンにも周知の通り。初日の3位を受けて、亀梨ファンからも購入報告が相次いでいるという。

 タレントを思うがゆえの熱意が良からぬ方向にシフトし、半ば傷つけ合う形となってしまった日本・中国の山下ファンたち。果たして、週間ランキングでは何位に食い込めるだろうか。

最終更新:2019/04/17 19:48

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