コラム
[連載]ヤリチン卒業!! 叶井俊太郎の子育て奮闘記

ネットで叩かれている「二分の一成人式」に参加! やっぱりあのフレーズはキモかった……

2020/03/02 19:00
叶井俊太郎(映画プロデューサー)
(C)倉田真由美

 先日、小学4年生の娘ココの小学校に、授業参観に行って来ました。授業参観というか、4年生は2時限分を使って体育館で「二分の一成人式」を行うのだそう。二分の一成人式というのは、10歳を記念して小学校や地域が行う儀式らしく、この15年ほどで一気に広まった行事のようです。

 実は去年12月に、学校から「二分の一成人式のため、 お子さんの0、3、6歳のときの写真を各1点用意してください」と言われて、面倒だけど探して学校に持って行かせた。さらに「それぞれの写真の時期に何があったか、おもしろエピソードを子どもに教えてください」と言われたので、「0歳の時に床で寝てたら、 長男に頭を踏まれそうになって死ぬ寸前だった」「3歳で初めて鉄棒の逆上がりができた」「6歳で、海でシュノーケリングができて、巨大魚に襲われた」という話をココにしたら、本人はまったく覚えてなかったけど、それをもとに作文を書いていました。

 そして式の当日、4年生の保護者が体育館に集合。土曜日ということもあって、普段の学校行事では顔も見たことないお父さんたちが、この日はかなり大勢参加してた。あとなぜか、じいさんばあさんたちもかなり多く来てましたね。入学式・卒業式並みのイベント規模だな、これは!

 ぶっちゃけ、二分の一成人式というイベントを聞いたことがあっても、子どもが「10歳おめでとう」 と学校側からなにかお祝いしてもらい、 親はそれを見守るだけだと思っていたんですが、まったく違いました。子どもたちが15人ごとに班を作ってイスに座り、その横に子どもの親が座る。体育館に子ども15人+親という小さい輪ができ、子どもたちは一人ひとり親の前に立って、10歳になった感謝と夢を語るという流れのよう。親は15人全員のスピーチを聞くわけです。

 いきなりグループ代表の女の子が立ち上がって、「今から二分の一成人式を始めます。この日のためにがんばりました。聞いてください」 という挨拶して式が始まった。知らない子たちの生まれた時の様子、親への感謝、将来の夢を聞くのはまあ新鮮ですね。ぶっちゃけ、知らない子だから、聞いてても「ふーん」 という感じで面白くはないけど。そうこうしているうちに、ココの番! 恥ずかしがり屋だから「緊張して泣くなよ!」と、見てるこっちも緊張します。

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