TBSバラエティーが“打ち切り祭り”のウラ事情! 今期終了が内定した「4番組」とは?
テレビ業界では、まもなく“春の番組改編期”を迎えるとあって、各局の3月終了番組が確定しつつあるようだ。関係者によれば「TBSの“打ち切りラッシュ”が目立つも、局内では昨年時点から想定されていた事態」なのだという。
「NHKを除く民放各局のゴールデン、プライム帯では、今春おおよそ1~2番組の打ち切りが決定しているようですが、TBSは他局を圧倒する4番組が一斉に打ち切りとなる見込みです。TBSといえば昨年、『消えた天才』に過剰演出が、『クレイジージャーニー』にヤラセが発覚しました」(制作会社関係者)
バナナマンの設楽統と日村勇紀がMCを務めていた『消えた天才』と、ダウンタウンの松本人志、タレントの小池栄子、そしてこちらも設楽がMCに名を連ねていた『クレイジージャーニー』は、それぞれ昨年9月に問題が取り沙汰され、放送休止を経て打ち切りが決定した。
「両番組とも、『局内からの情報提供』によって問題が発覚したといいます。先日、テレビ朝日系で放送中の『10万円でできるかな』にヤラセ疑惑が浮上しましたが、今月16日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で同話題を取り上げた際、コメンテーターの松本は『結局、この番組はこのまま続いていくんだろうなと思う』『これでやめさせられたのは「クレイジージャーニー」だけ』とボヤき、『(ヤラセは)やりすぎてないよ』とも主張していました」(テレビ局プロデューサー)
『クレイジージャーニー』では、“爬虫類ハンター企画”において、番組側が用意した生き物をその場で発見したかのように演出していたことが問題視されたが……。
「実際、TBSではこれくらいのヤラセは横行していたそうです。番組が打ち切りになり、仕事を失ったスタッフたちが、腹いせのようにほかのヤラセ番組を探すなど、“チクリ合戦”が勃発したという話も耳にしました。この流れから、局関係者の間では、昨年時点で『来年はさらに多くの番組が打ち切りになるかもしれない』と、予想されていたようです。そして結果的に、今年に入って『名医のTHE太鼓判!』『有田哲平と高嶋ちさ子の人生イロイロ超会議』『メイドインジャパン!』『1番だけが知っている』の終了が内定したといいます。これらがヤラセ番組だったのか否かは不明ながら、同じくゴールデン、プライム帯だった『消えた天才』と合わせて、この半年で5本の打ち切りとは、極めて異例と言えるでしょう」(同)
入れ替わりで始まる新番組は、いろいろな意味で視聴者をガッカリさせないものであってほしい。