えなこ「天国」ねこむ「地獄」AV出演は……「極楽」!? 人気コスプレイヤーの“ヤバい”ウラ側
カネと欲望が渦巻くコスプレ業界――40代“現役”コスプレイヤー・椎名蜜が、業界の闇をぶっちゃけます!
長らくこの世界にいて、コスプレイヤーにとっての「天国と地獄」について考えるようになりました。今回は、私なりに、この二つの世界をご紹介したいと思います。
近年、コスプレイヤーの中で最も“ビジネス的”に成功した人物といえば、えなこさんではないでしょうか。Twitterとインスタグラムのフォロワーは100万人超え、漫画雑誌の表紙を多数飾るなど、もはやグラビアアイドル的な扱いです。2016年、えなこさんは『ナカイの窓』(日本テレビ系)へ「プロコスプレイヤー」として出演し、コスプレイヤーとしての収入だけで月収100万円以上、「コミックマーケット」では2日間で写真集を1000万円売り上げると告白。コスプレを商売にしている“商業レイヤー”の中で、今、えなこさん以上に稼いでいる人はいないでしょう。
えなこさんがコスプレ界隈で話題になり始めた頃は、女子高生の制服系衣装を着て、露出も少なかった印象があります。しかし、ネット上で人気が出て、メディア露出が増えるにつれ、谷間やおなか、おしりを出すなど、露出が徐々に増えていきます。今では水着やランジェリーも当たり前になっているようなので、きっと方向性が変わったのでしょうね。とはいえ、もっとエグ~い露出をしても、月収100万円には程遠いコスプレイヤーは腐るほどいますので、えなこさんは商業レイヤーとして「天国」にいるでしょう。
あ、もしかしたら、えなこさんをマネージメントしている、乾曜子さんというコスプレイヤーのほうが天国かもしれません。乾さんはえなこさんの所属事務所でもある「株式会社PPエンタープライズ」の代表取締役社長で、同事務所には現在7名の所属タレントがいます(そのうち2名は2月1日に所属したばかり)。これからさらに事業を拡大し、会社を大きくしていくのかもしれませんね。
ホリプロ所属のコスプレイヤーが落ちた「地獄」
もうひとり、コスプレイヤーにとっての「天国」を経験した人がいます。漫画家の藤島康介さんと結婚した、御伽ねこむさんです。コスプレイヤーの中には、「キャラクターが好きなだけで、作者には興味がない」という人もいますが、「作者=神様」という意識を持つ人は多いです。
ねこむさんも、もともと藤島さんの大ファンだったようで、Twitterでは「せんせいしゅき」「いつまでもファンです!!!!!」といったリプライをしょっちゅう送っていました。そんな神様と16年6月に結婚、翌7月に子どもを授かったところまでは天国だったでしょうが、すぐさま藤島さん側にトラブルが発覚します。
同7月発売の「週刊女性」(主婦と生活社)によると、藤島さんはねこむさんの妊娠をわかっていながら、「(出産しても)責任はとるけど結婚はできない」と言っていたそう。さらに同誌は同11月、藤島さんに15年間“事実婚”状態だった女性・Aさんがいたとも報じています。要するに、藤島さんはAさんとの交際中にねこむさんと出会って子どもをつくり、そのままねこむさんと結婚したということです。ちなみに、Aさんは「精神的苦痛を受けた」として、藤島さんを相手に訴訟を起こしています。
えなこさんが有名になる前は、ねこむさんのほうがよくメディアに出ていました。15年4月に大手芸能事務所ホリプロに所属し、商業レイヤーとしての地位を確立しようとしたところで、このトラブルが起きてしまったのです。ねこむさんは出産後、自身のTwitterで「母子共に健康です。」とつぶやいてから、SNSを一切更新していません。公式サイトやブログも削除されているため、近況もわからない状態です。コスプレイヤーとして見た藤島さんは神様でも、結婚相手としては「地雷物件」だったとしかいえませんね。ねこむさんは、「天国も地獄も経験したコスプレイヤー」といえるでしょう。