NHK大河ドラマ、“降板”スキャンダル続出! 「薬物・強姦致傷で逮捕」「不倫スキャンダル」
NHKは1月8日、2022年の大河ドラマは小栗旬主演の『鎌倉殿の13人』を放送すると発表した。同日に行われた記者会見では、脚本を手がける三谷幸喜が“これから出演オファーを受ける役者”に「『ちょっとヤバいかな』『すねに傷持ってるかな』と思う方は、ぜひ断ってください」と呼びかけ、話題を呼んでいた。
「長谷川博己が主演を務める今年度の大河『麒麟がくる』は、濃姫役で撮影に入っていた沢尻エリカが、19年11月16日に合成麻薬(MDMA)所持で逮捕されています。NHKは同月21日、川口春奈を沢尻の代役にして“撮り直し”を発表。この決定に対し、ネット上では『沢尻は演技力あるけど、川口ってどうなの?』『川口に沢尻の代役が務まるのか心配』『エリカ様が出るから大河楽しみにしてたのに。川口春奈じゃ華がない!』といった声が飛んでいて、初回の放送に注目が集まっています。なお、放送開始日は当初予定していた20年1月5日から2週遅れ、19日にようやくスタートします」(芸能ライター)
『麒麟がくる』だけでなく、近年の大河は“降板騒動”が続いている。19年放送の『いだてん~東京オリムピック噺~』で黒坂辛作役だったピエール瀧は、コカインを使用したとして同年3月12日に逮捕された。
「瀧は第4話から出演し、第10話で逮捕によって降板しました。その後は三宅弘城が代役を務め、ネットユーザーの間では『ベテランなだけあって違和感ない』『三宅さん好きだからうれしいし、応援したい!』などと好意的に受け入れられたものの、一部からは『瀧さんのままで最後まで見たい気持ちもあった』『降板になって残念』という意見もありました」(同)
18年放送の『西郷どん』は、幾島役に斉藤由貴の起用が発表されていたが、17年に「週刊文春」(文藝春秋)と「フラッシュ」(光文社)が立て続けに斉藤の不倫スキャンダルを報道。斉藤は最終的に不倫を認め、所属事務所を通じて出演辞退を申し出た。
「斉藤の代役は南野陽子となり、両者はかつてドラマ『スケバン刑事』(フジテレビ系)シリーズに出演していたという共通点から、一部ファンは盛り上がっていたようです。しかし、『西郷どん』放送直前の18年1月5日、『フラッシュ』で今度は南野の夫の“横領疑惑”が報じられ、ネット上には『夫の不祥事とはいえ、南野まで降板か?』『幾島役、完全に呪われてる』といった声も。結局、南野の降板はなかったものの、視聴者からは心配され続けました」(マスコミ関係者)
16年放送の『真田丸』では、大山真志が真田信政を演じていたが、もともとこの役には高畑裕太がキャスティングされていた。薫役で出演した母親・高畑淳子との“親子共演”が実現するはずだったが……。
「裕太は同年8月、映画撮影のために滞在していたホテルの女性従業員に対する強姦致傷容疑で逮捕され、『真田丸』をはじめ複数の作品から降板。同作は視聴率もネット上での評判もよかっただけに、『作品に泥を塗った!』『もう二度とテレビに出てほしくない』『楽しく見てたのに、高畑裕太のせいで台無し』などと大バッシングを浴びていました」(同)
さらにさかのぼると、06年の『功名が辻』でも“お騒がせ女優”の降板騒動があった。
「05年1月に実業家と結婚、7カ月後の8月にスピード離婚したことで世間を驚かせた、杉田かおるです。『功名が辻』の撮影をドタキャンし、結局、出演自体もキャンセルに。表向きは『スケジュールの都合』とされていますが、業界関係者の間では『離婚騒動の影響か』とささやかれていました」(同)
21年には、吉沢亮主演の『青天を衝け』が放送される。果たして、同作は大河降板騒動の連鎖に終止符を打つことができるだろうか?