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「嵐のために」は危険! 二宮和也の結婚から不仲説……心理学博士が「グループ分裂危機」説に助言
2020/01/18 17:00
嵐の関係性を強固にするには、加えて「同一の目標に向かって、同じ体験をして、達成感を味わうこと」も秘訣だという。今の嵐にとっては、12月末の活休が“ゴール”となるだろうが、その際、「嵐のために」という考え方はグループ崩壊を招く一歩となってしまうようだ。
「人は自分中心で物事を考えるものであり、『グループのために』と考えると、そこに自己犠牲が生まれてしまうのです。だからこそ同じ目標を持つメンバーに対して、何か意見するときも、『グループのため』ではなく『君のため』という言い方をすべき。『嵐のためにコンサートを成功させたい』ではなく、『君のためにコンサートを成功させたい』という言い方をするのです」
また報道では、特に二宮と松本の対立が激化しており、嵐活休後の復活を視野に入れる相葉が、その溝を埋めるようとしているなどとも伝えられている。対立関係の者同士を仲裁する場合も、「君のため」という姿勢で話をすべきだというが、ここでも相手に耳を傾けさせるポイントがあるという。
「例えば、相葉さんが二宮さんに『松潤はニノについてこう思ってる』、相葉さんが松本さんに『ニノは松潤についてこう思ってる』などと伝えるのはNG。これは二宮さん、松本さん双方に、不信感を抱かせてしまう可能性があるからです。相葉さんがすべきなのは、『自分はニノ(松潤)についてこう思っている』と、自らを“主”として気持ちを述べること。その上で、『松潤(ニノ)も自分と同じ気持ちだと思う』と付け加えることです。そうすると、二宮さんも松本さんも、相葉さんの話に耳を貸そうとする心理が働くようになるでしょう」