『THE MANZAI』ウーマンラッシュアワーのネタが「漫才じゃない」「炎上狙いに見える」と物議
12月8日に『THE MANZAI2019』(フジテレビ系)が放送され、平均視聴率13.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同じ)を記録。昨年の11.7%を2.2ポイント上回り、例年以上の盛り上がりを見せたが、一部ネット上では、ウーマンラッシュアワーのネタに「漫才ではないのでは?」「炎上狙いに見える」と不満の声が上がっている。
「今回は、2010年からコンビとしての活動を休止していたアンタッチャブルが、10年ぶりに新作漫才を披露するとあって、かなり注目を集めていました。最高瞬間視聴率の16.5%を記録したのもアンタッチャブルが漫才をしている最中でしたね。しかし一方で、『内容が薄っぺらい』『とっても不愉快』などと不満の声が多く集まったのが、ウーマンラッシュアワーの漫才です」(芸能ライター)
ボケ担当の村本大輔と、ツッコミ担当の中川パラダイスによるウーマンラッシュアワーは、村本がしゃべり倒す“超早口の社会風刺ネタ”が特徴のコンビだ。
「ここ数年、ウーマンは『原発』や『北朝鮮問題』などの問題を取り上げた“社会風刺ネタ”を扱うようになったのですが、ネット上では『内容が浅はか』『これはお笑いではなく、ただの演説』などと指摘されています。また、『そもそも早口すぎて、何を言ってるのか聞き取れない』『相方がいる意味ない。しゃべりたいなら1人で漫談でもやってれば?』などの声も多数見受けられます」(同)
一方で、一部のネットユーザーたちからは「ここまで切り込めるのはさすが」「万人受けはしないだろうけど、私は好き」など、好意的な意見も上がっているが……。
「ただ、そうした人たちからも『でも漫才ではないよね』と指摘されている印象があります。同じような時事ネタや社会風刺ネタを扱う芸人であるナイツや爆笑問題の漫才と比べ、『ウーマンは問題を提起するだけ』『笑いの要素がない』などとも言われていますね」(同)
さらに、漫才終了後の村本の行動も、疑問視されているようだ。
「村本は、漫才終了後にスタンドマイクを倒して舞台を去っていったのですが、自身のTwitterで、この行為を『おれはただむかついてマイクを投げただけ。なんかムカついた』と説明したんです。これにはネット上で『ものに八つ当たりとか最低』『結局、炎上狙いにしか見えない』などと批判が寄せられていましたね」(同)
果たして村本は、視聴者からの反応をどう受け止めているのだろうか。