嵐・二宮和也、とある番組のディレクターに呆れ……「なんのロケなの?」と愚痴こぼす
嵐・二宮和也の冠バラエティー『ニノさん』(日本テレビ系)。12月1日の放送は、女優・水野美紀、お笑い芸人のさらば青春の光・森田哲矢、平成ノブシコブシ・吉村崇、A.B.C-Z・塚田僚一らをゲストに迎え、前回に引き続き「金のお噺」という企画が行われた。
ワケあってこれまでテレビで語られなかった“埋もれ話”を、しゃべりの達人であるゲストがそれぞれ披露するこの企画。今回は、森田が「新宿駅東南口で出会った20代女性・Aさんが体験した話」として、怪談話を披露した。
Aさんが高校生の頃、下校中にとある男とすれ違ったところ、男にスカートの中を携帯電話で盗撮され、警察に被害届を出しに行ったという。その後、警察から「犯人が捕まった」と連絡があり、ひょろっとした中年男性の写真を見せられたそう。Aさんはこれで一安心したものの、その後の生活の中でも、“嫌な視線”を感じ続けたのだとか。
そんな中、Aさんが駅のホームにいると、警察から突然電話が。その時Aさんは「言い忘れてたんですけど、あの犯人、双子だったんです」と言われたそうで、森田は畳みかけるように「Aさんがふと嫌な視線を感じる向かいのホームを見ると、犯人とまったく同じ風貌の男がこっちを見てたんです」とトーク。スタジオからは「えー!?」と悲鳴が上がり、二宮も「本当にあったお話って怖いですね……」と戦慄していた。
そんな二宮も「金のお噺」として、自身が若手時代に出演したテレビ番組にて、「自転車で街を散策するロケ」を行った時のエピソードを披露。番組ディレクターに「自由にやっていい」と言われたものの、「(道が)二股になっていて、俺が“右行こう”と思ったら、ディレクターの人が“俺は左だと思うな”って言うんです」と告白。その後も、番組ディレクターは二宮が行きたい方向と逆を指示し続けたといい、とにかく相性が悪かったそう。
結局、そのロケは夜中まで続いたらしく、最後にたどり着いた民家の前で、番組ディレクターから「もう真っ暗だったけど『行け』って言われて」と、“突撃”するよう命じられたのだとか。ここでも、二宮が「家に行くのはやめましょう」と断ると、ディレクターが「行こう行こう」といい、しばらく「嫌だ」「行こう」の“押し問答”が続いたという。最終的に、番組ディレクターが「じゃあいい、俺が行く」と言い出したそうで、二宮は「『なんのロケなの? 結局』みたいな」と、呆れた顔をしていたのだった。
この放送にネット上では、「ゲストの話だけかと思ったから、ニノの話も聞けてよかった!」「うわあ、そんなスタッフいるのかあ。なんの番組か気になっちゃうな……」「ニノちゃん、若い頃はいろいろ苦労したのね。偉い人にもちゃんと意見を言えるのは、さすがだなと思った」といったコメントが寄せられていた。