芸能
『HEAT』という懐かしいドラマ……

『モトカレマニア』打ち切り決定的! 連ドラ史上ワースト2位記録の「戦犯」は?

2019/11/09 12:00
サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman
『モトカレマニア』(フジテレビ系)公式サイトより

 11月7日放送の連続ドラマ『モトカレマニア』(フジテレビ系)第4話が、記録的な低視聴率を叩き出したことにより、業界で波紋を呼んでいるという。現時点で、21世紀以降、テレビ東京を除いたゴールデン・プライム帯(午後7時~11時台)の連続ドラマで、史上ワースト単話視聴率を記録しているのは、2015年放送『HEAT』(同)第6話の2.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だが、『モトカレマニア』第4話は、それに次ぐ3.0%。すでに「打ち切りは決定的」(テレビ局関係者)という声も上がっているそうだ。

 『HEAT』第6話が史上最低記録を更新するまでは、13年の『夫のカノジョ』(TBS系)第5話が3.0%でワーストの座に君臨していた。今回の『モトカレマニア』第4話は、ワースト2位タイとなる。

「新木優子と高良健吾がダブル主演する『モトカレマニア』は、難波ユカリ氏の同名漫画を実写化した恋愛ドラマ。過去の恋愛を引きずるヒロインが、そのモトカレと再会するところから物語がスタートします。最新話となる第4話は、直前まで放送されていた『ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)バンタム級決勝戦』井上尚弥選手対ノニト・ドネア選手の中継が延長になったため、スタートが30分遅れとなりました。ただ、放送時間が変更になったとはいえ、この数字は“狙っても出せない”ほどの低い水準。『HEAT』が記録したワーストの2%台も視野に入ってきています」(同)

 なお、打ち切りが検討され始めるのは、5%を割った段階と言われており、事実『HEAT』も『夫のカノジョ』も “打ち切り”になっている。そのため、『モトカレマニア』も「話数がカットされることになるはず」(同)という。

「ワースト視聴率もさることながら、『HEAT』はさらなる悪夢もありました。ドラマ放送前から続編映画化の制作が決定していたものの、あまりの低視聴率ぶりに映画の計画まで消滅するという珍事が起きました」(同)

 不幸中の幸いか、『モトカレマニア』にはマルチメディア化の予定はないそうで、放送回数を減らすことで、少しでも傷口を小さくする形で放送を終えるとみられる。

「当然この責任は、主演2人とプロデューサーが負うことになりますが、ダブル主演で責任が分散されたのは、新木、高良にとってはラッキーだったかもしれません。またプロデューサーも、実は元々予定されていた人物から、諸事情で急きょ“バトンタッチ”された局員なんです。優秀なプロデューサーではあるものの、準備期間の少なさもあってか、結果は悲惨なことに。今回の爆死で『人事異動』ということにならなければいいのですが……」(芸能プロ関係者)

 同情的な声も聞かれる『モトカレマニア』だが、ワースト視聴率の更新に、注目が集まっているのも事実だろう。次週以降の視聴率推移を見守っていきたい。

最終更新:2019/11/09 12:00
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