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【ジャニーズJr.チャンネル便り】

Travisが元ジャニとまさかの共演、7 MEN 侍はジャニーさん名物のアレを……【ジャニーズJr.チャンネル週報】

2019/11/10 21:00
中村チズ子

 11月2日の動画は「美 少年【ドッキリ罰ゲーム】バンジージャンプで衝撃の結末!」。ロケは早朝6時に始まったというが、岩崎大昇&佐藤龍我は辺りを駆け回って元気いっぱい。この日は静岡の「御殿場プレミアム・アウトレット」へ向かうといい、美 少年はオープニングの時点でハイテンションだった。移動のロケバス内でも、浮所飛貴&金指一世がアイコンタクトを取り合う(1分15秒頃、27秒頃)など、和気あいあいとした様子。車内で「以心伝心ゲーム」を行い、「美 少年にとって2019年一番の思い出は?」「美 少年にとって来年の目標は?」の問題に答えていくメンバー。2問目で答えが合わなかった浮所、那須雄登、藤井直樹がアウトと判定された時は、「横浜アリーナ」をチョイスした岩崎、佐藤、金指が「にょんにょん~」と、浮かれ気分でハイタッチしていた。

 ちなみに金指は、浮所&佐藤の間の補助席に座っているせいか、少し小柄に見えるほか、「にょーだね、今のところにょーだ」(2分40秒頃)という謎のワードで佐藤に話しかけている姿が愛らしい(まるで、親にかまってもらいたい子どものよう)。以降も「一番つらかった動画は?」「一番楽しかった動画は?」との質問で盛り上がる美 少年だったが、実はこれはスタッフが仕組んだ“ニセの企画”。「岩崎大昇が行う予定の罰ゲームは?」(バンジージャンプ)の問いで、岩崎本人は「本当に言いたいんですけど、罰ゲームじゃないんですよ、これ。俺がキャニオニング(6月公開の動画)で、ジャンプしなかっただけで……」と、バンジージャンプに決まったことへの愚痴をこぼした。

 ここで、スタッフがカンペを通じて「ということで今日は…バンジージャンプです」と、突如お知らせ。ロケの本題は、岩崎の罰ゲーム執行だとわかると、車内が妙な空気に包まれた。直前に岩崎は「今が一番楽しいんだよ!」と発言しており、壮大なフリになった形。また、事前に彼らはバンジージャンプに関する「親の承諾書」をもらってきていたものの、スタッフがスケジュールを誤魔化していたとか。そんな中、「1人巻き添えにできるみたいな権ほしいっす」(那須)「那須さ、自分で『やりたい』って言ってたんだからさ」(藤井)「俺はいいよ!」(那須)と、那須がバンジージャンプに立候補。現場に着くと、佐藤&浮所は上からの景色を見て「うわぁ~!」と、思わず後ろに下がってしまったほど(とはいえ他人事で楽しそう)。

 その高さは54mで、明らかに憂鬱な表情の岩崎は「なんでこんなことしなきゃいけないんだ」「マジでエグいって!」と、本音を吐露。かたや、那須はレクシャーを受ける時も冷静で、「那須、どう?」(浮所)と心境を聞かれると、「いや、怖いよ。やっぱ。でも俺がね、飛んだらたぶん大昇が飛ぶから!」(那須)と、怯える岩崎のためにも自分が先陣を切ると、覚悟を決めていた。そして、那須は「大昇、飛べよ!」と叱咤激励し、カメラに向けて「ファンの皆さん、行ってくるから!」と、メッセージ。思えば、那須はジェットコースターに乗る動画(今年5月公開)でも、とにかく楽しそうだっただけに、こういったアクティビティも抵抗がないのかもしれない。

 とはいえ、いきなりのバンジージャンプで最初に飛ぶのは、勇気のいる行為だろう(思い切りの良さが素敵)。普通ならばダイブ中はもっとブサイクになりそうなものだが、さすがは美 少年。さほど顔面は崩れておらず、笑顔も爽やかだ。終了後、那須は「1回やったらね、また2回目いきたくなる」と勧めたが、岩崎は言葉を返す余裕もなし。そこからは、しばし岩崎の“戦い”を公開。「足がすくむ! こうやって言うんだ、足がすくむって。マジで怖い。進めん!」「ダメだこれ、こ~わっ!」と半泣き状態で、「飛ばないと、飛ばないといけない」と自分に言い聞かせていたが……。30分が経過しても心の準備ができず、恐怖で手元が震える始末(可哀想)。結果、インストラクターストップにより、岩崎はリタイアすることとなった。

 すると、最年少の金指が「シャー! かかってこいやー!」と、ジャンプ台へ。自らジャンパーを志願したという金指は、「見とけ!」とメンバーに宣言した(いきなり場面が変わってしまったが、できればその詳しい過程を知りたかった……)。「Jr.チャンネル」スタッフなのか、バンジーのスタッフなのかは不明ながら、「怖い?」と問われた金指は「怖いっすね、初っすね」と、告白。「なおさら、もう1回目で行った方が自分が楽だよ」(バンジースタッフ)「そうっすねー」(金指)と会話し、そのまま真剣な表情でダイブした。聞いたことがないようなこもった唸り声の後、「シャー! シャー! かかってこいやー!」と叫ぶ金指。ワード自体はほぼプロレスラーのノリだが、おそらく、“イキった言葉”を発することで、「怖くない」と、自己暗示をかけていたのではないだろうか。

 こういった男らしい一面を見ると、先ほどまで「にょー」と話しかけていた人と、同一人物とは思えない。金指の勇姿を目の当たりにした岩崎は「ホント狂ってますよ。頭おかしいですって……」とドン引きしつつ、バンジージャンプスタッフに「すみません、ほんっとにすみません!」と、謝罪。時間をかけてしまったためか、責任を感じている岩崎は「本当に皆さん、ごめんなさい」と、5人にもお詫びした。岩崎を奮い立たせる目的で飛んだ那須、現場の不穏なムードを察知して買って出た金指……。今回の1本だけでも、2人のファンがかなり増えたのでは?

 コメント欄やSNS上の感想はというと、「美 少年はいいグループだなぁとあらためて思った。誰も飛べなかった大昇くんを責めないし、思いやりがあって、フォローし合える関係が魅力」「那須くんの『俺が飛んだら大昇が飛ぶから』って言葉、本当にメンバー思いだし、優しい人だなと思った」「一世くんの成長が本当にスゴい! 飛ぶ前の顔見ると、本当は怖かっただろうな……」「飛べない大昇くんの背中を無理やり押すのではなく、先に飛んで勇気を与えようとしたり、自ら志願して代わりに飛んだ那須くんと金指くん、神対応だった。美 少年、人として尊敬する」と、周囲の温かさに感激している声が多い。

 一方で、「今回の美Tube、大昇ファンにとっては何回も見るのはつらい……。突然の罰ゲーム執行は可哀想。でも、頑張って挑戦しようとする大昇くんの頑張りは、伝わってきた」「大昇があそこまで震えてるのは心苦しかった。罰ゲームは慎重に決めなきゃね」「飛べないものは飛ばなくていいし、大昇は謝らなくていいんだよ!」と、岩崎を擁護するコメントも。中には「今後もっと大きなところを目指していくなら、正直言って大昇くんが頑張って飛べたらよかったなと思う。ジャニーズはオールマイティが求められる厳しい世界だから……」「大昇のバンジー、震えてるの見て可哀想って気持ちと、これから芸能界で生きていくためには乗り越えなきゃ……っていう2つの気持ちが混ざり合ってる」と、シビアな意見も見受けられた。

 さらに予告によれば、次回は人気YouTuber・はじめしゃちょーと対面するという。テレビ電話の相手がはじめしゃちょーだと知った途端、「わ~!」と仰天する6人は、“現代っ子”ならではのリアクションだった。再生回数は8日時点で24万台と、ここ最近ではかなり良いペースで伸びている。

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