コラム
女のための有名人深読み週報
「大久保佳代子が、後輩から慕われていない理由」から考える、いま求められる理想の先輩像
2019/11/07 21:00
今回はオアシズ・大久保佳代子がオンナ芸人として初めてこの企画に挑戦し、森三中・黒沢かずことたんぽぽ・川村エミコが「自分を1位にする」と予想する。大久保いわく、黒沢は、自身の相方・光浦靖子とも親しいが、週に一度、大久保に電話をかけてきて食事をしているという。一方、川村とも、『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)で共演してから、収録終わりに毎回飲みに行く関係になったとのこと。
しかし、フタを開けてみると、黒沢は「お世話になっている先輩1位」に光浦を、川村は森三中・大島美幸を挙げる。
黒沢は、光浦を選んだ理由について、「悩んでるときに、ずっと最後まで話を聞いてくれる」「私たちがお仕事をいただけるレールを作ってくれた」と説明。川村は、大島を選んだ理由について、「私の顔色も察してくれて『何かあったの?』と聞いてくださいます」「お仕事でもロケでも尊敬しています」と述べた。
黒沢、川村の意見を見るに、後輩は先輩に「自分の話を聞いてほしい」「先輩に気づいてほしい」という包容力のようなものを期待しているのではないか。大久保は後輩と接するときに「先輩面というか、恩着せがましい感じで接しない」「私だって話を聞いている」と言っていたが、その姿勢が後輩たちにとって満足いかなければ、意味はないだろう。